3章 食事のマナーと文化
1. マナーを知る意味とは?
飲食店では、料理を出すだけでなく、お客様が気持ちよく食事を楽しめるようにすることも大切です。
日本では和食・洋食・中華など、料理によってマナーやサービスの方法が異なります。
接客スタッフは、基本的なマナーや文化を理解し、正しいサポートができるようにしましょう。
2. 和食のマナー

・器の配置🍚
ごはんは左手前、汁物は右手前、おかずは奥側に置くのが基本です。(一汁三菜)
・箸の使い方🥢
箸を刺さない・渡さない・なめないことがマナーです。(正しい持ち方も意識しましょう)
・手で持つ器✋
ごはん茶わんや汁椀は手に持って食べるのが日本の作法です。
・大皿料理🥘
大皿から直接食べず、自分の小皿(取り皿)に取り分けてから食べます。
・音のマナー🔊
すする音はそば・うどんではOKとされますが、場面によって気をつけましょう。
・上座・下座🪑
入口から遠い席が上座(かみざ)、近い席が下座(しもざ)です。
目上の方やお客様を上座へ案内します。
「汁物(しるもの)一つ、おかず三つ」という意味で、ごはんを中心とした和食の基本的な食事の組み合わせ(献立の基本形)のことです。
栄養バランスが良い構成とされています。
和食では料理の見た目や器の美しさも楽しみのひとつです。
正しいマナーを守ることで、お客様に料理をよりおいしく感じてもらえることがあります。
3. 洋食のマナー

・カトラリーの使い方🍴
コース料理では外側から順番に使います。
食事の合図:食事中は「ハの字」に置く。
食後はナイフとフォークを揃えて斜めに置く。
食器は音を立てずに使うのがマナーです。
・ナプキンの使い方🧺
席についたらひざの上に広げる。
食事中に口をぬぐうときに使う。
席を立つときは軽くたたんで椅子の上に置く。
食後はテーブルの左側に置く。
・料理の提供🍽️
基本的に料理は左側から、飲み物は右側から提供します。
・レディーファースト💁♀️
欧米文化では、女性を先に案内・提供するのが基本マナーです。
・主な備品名🧂
シルバー:ナイフやフォーク類のこと。
カスターセット:テーブルの調味料セットのこと。
洋食では「音を立てない」ことが大人のマナーとされます。
静かなレストランでは食器を置く音も目立つため、ゆっくり丁寧に扱いましょう。
4. 中華料理のマナー

・円卓の使い方🍽️
回転テーブルを使うことが多い。
回すときは時計回り(右回り)が基本。
・料理の取り分け・食べ方🥘
自分の箸ではなく、取り分け用の箸を使う。
大皿から順番に、自分の食べる分だけ取る。
器は持ち上げずにテーブルに置いたまま食べるのが基本。
大皿の料理は、少し残すのが礼儀とされる場合がある。
・席順🪑
和食と同じように、入口から遠い席が上座です。
VOICEVOX:春日部つむぎ
まとめ📋
「ごはん左、汁物右」の配膳を基本とし、器を手に持って食事する。
カトラリーは外側から使い、ナプキンを膝の上で広げ、音を立てずに食事する。
円卓は時計回りに回し、取り分け箸を使い、器は持ち上げずに食べる。
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