10章 クレーム対応
1. クレームとは?
クレームとは、お客様の不満や苦情、不快な気分が我慢できる範囲を超えたときに発生するものです。
多くの場合、クレームが発生する前には、いくつかの小さな不満や苦情が積み重なっています。
お客様が何に不満を感じているのかを的確に把握し、誠意をもって迅速に対応することが大切です。
クレームは、お店の改善点を知る貴重な機会と捉えることもできます。
お客様の言葉を最後までよく聞き(傾聴)、共感の姿勢を示し、まずはお客様の不快な気持ちを受け止めることが重要です。
2. クレーム対応の基本手順
お客様からクレームを受けた場合の基本的な対応手順です。
状況に応じて、お店のルールに従い対応しましょう。
① お客様の話をよく聞く
話を遮らず、何に困りどうしてほしいか正確に理解する。
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② お詫びをする
まず「不快な思いをさせたこと」に謝罪し、お店のミスなら即座にお詫びする。
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③ 事実確認と状況把握
お客様の話と状況を照合し、客観的に状況を把握する。
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④ 解決策の提案と実行
お客様の要望を考慮し、できる解決策を迅速に提案・実行する。
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⑤ 責任者への報告と連携
自己判断できない場合は、速やかに責任者に報告し指示を仰ぐ。
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⑥ 再度のお詫びと感謝
解決後、改めてお詫びをし、ご指摘への感謝を伝える。
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⑦ 情報共有と再発防止
内容と結果を記録・共有し、再発防止のための改善策を検討する。
お客様の感情がおさまらない場合や、無理な要求をされる場合は、対応する人を変える、場所を変える、時間を改めるなどの方法も検討します。
一人で抱え込まず、必ず責任者に相談しましょう。
3. 異物混入発生時の対応
料理に異物が入っていたというクレームは、お客様に大きな不快感と不信感を与えます。
特に硬い異物は怪我や食中毒の原因になる可能性もあります。
異物を確認し丁重にお詫びし、「すぐに交換/作り直します」と伝える。
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② 料理を下げる
お客様の同意を得てから、異物が入った料理をテーブルから下げる。
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③ 意向確認と対応決定
作り直し可否はお客様の意向を伺い、食事代の扱いは責任者に相談する。
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④ 責任者報告と謝罪
速やかに責任者に報告し、責任者からもお詫びをする。
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⑤ 原因究明と再発防止
混入原因を調査し、再発防止に努める。
・ドアの開閉や空調フィルター清掃で虫やホコリの侵入を防ぐ。
・調理場に不要な文房具などを置かない。
・スタッフの身だしなみを徹底する。
VOICEVOX:春日部つむぎ
まとめ📋
クレームを改善の機会と捉え、まずはお客様の話を傾聴・共感し、気持ちを受け止める。
傾聴と謝罪から始め、事実確認、解決策の提案、報告といった手順を迅速に行う。
丁重に謝罪し、すぐに料理の交換を申し出て、責任者に報告し指示を仰ぐ。
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