11章 緊急時の対応
1. 体調不良者への対応
飲食店では、原因がお店の食事にあるかにかかわらず、お客様が食事中に突然体調を崩されることがあります。
場合によっては命に関わることもあるため、落ち着いて適切な対応を心がけましょう。
<症状と対応方法>
・気分が悪い😰
お水を提供し、静かに休める場所へ案内します。
必要に応じてトイレも案内します。
・おう吐をする😵
お水や清潔なタオルを提供します。
おう吐物を処理する際は、ウイルス感染予防のため、専用の道具で清掃・消毒します。
(お酒の飲酒によるおう吐は除く)
・喉に食べ物をつまらせる🫢
意識があり咳ができる状態なら、咳をさせます。
背中の肩甲骨の間を強く数回たたきます。
意識がない、食べ物が取れない場合は、すぐに救急車(119番)を呼びます。
・アレルギー反応🤧
お水を提供し、静かに休める場所へ案内します。
特に子供の場合は一人にせず様子を見守ります。
呼吸困難など強いアレルギー反応が見られる場合は、すぐに救急車を呼びます。
お客様の意識がない、呼吸が苦しそう、強いアレルギー反応が出ているなど、少しでも生命の危険があるとお感じたら、ためらわずにすぐに救急車を呼びましょう。
2. 災害への対応
日本は地震などの自然災害が多い国です。
また、飲食店では火を扱うため、火災の可能性も常にあります。
まず自分の安全を確保し、次にお客様の安全確保と避難誘導を行うことが重要です。
<地震の場合🏢>
① 自分の安全確保
テーブルの下などに隠れ、まず自分の身を守る。
↓
② お客様への指示
揺れがおさまったら、お客様にも身を守るよう大きな声で案内する。
↓
③ 避難誘導
周囲の安全確認後、決められた避難経路で誘導する。
↓
④ 津波への備え
津波の危険がある場合は、速やかに高台などへ避難誘導する。
<火災の場合🔥>
① 火事を知らせる
火事を確認したら、大声や非常ベルでお客様に知らせる。
↓
② 役割分担と対処
事前の役割(初期消火、避難誘導、通報)に従って行動する。
↓
③ 初期消火
可能な範囲で消火器で対応し、危険なら即避難する。
↓
④ 避難誘導
姿勢を低く、煙を吸わないように安全な場所へ誘導する。
↓
⑤ 避難後の注意
一度避難したら、絶対に火元の方へ戻らない・戻らせない。
災害はいつ起こるかわかりません。
避難経路の確認、消火器の場所と使い方、連絡体制など、日頃から備え、定期的に訓練することが、お客様と自分の命を守ることに繋がります。
VOICEVOX:春日部つむぎ
まとめ📋
様々な症状に応じ、落ち着いて適切な介抱を行い、危険があればためらわず救急車を呼ぶ。
地震や火災などの災害時は、まず自身の安全を確保し、次にお客様を安全に避難誘導する。
避難経路や消火器の場所を確認し、日頃から災害に備え定期的に訓練を行う。
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