4章 調理機器・調理器具の衛生

VOICEVOX:春日部つむぎ
1. 調理機器について
主な調理機器には、熱機器、冷機器、洗浄・消毒機器があります。
それぞれの特性を理解し、適切に管理しましょう。
<熱機器の注意点>
・ガスレンジ:使用時は換気し、バーナー周りは清潔に保つ。
・スチームコンベクションオーブン:調理後の蒸気に注意し、清掃は電源を切り冷めてから行う。
・フライヤー:酸化値(AV値3.0未満)を定期的に確認し、異常時は交換する。
・その他:蒸し器の蒸気、茹で麺器の湯温、グリドルの温度差などを確認する。
<冷機器の注意点>
・扉や棚、パッキンなどを隅々まで清掃し、破損やカビも確認する。
・製氷皿やスコップは衛生的に管理し、特にスコップは清潔を保つ。
自動温度調節機能付きの機器は、設定温度と実際の温度が合っているか、非接触温度計などで定期的に確認する。
2. 調理器具・備品について
包丁やまな板など、食材に直接触れる調理器具は、常に清潔を保つことが不可欠です。
<包丁・まな板の管理>
・肉用、野菜用など、用途別に使い分ける。
・使用後すぐ洗浄し、水気をしっかり拭き取る。
・まな板は傷に沿って洗浄し、乾燥・保管する。
<容器・鍋類の管理>
・キッチンポット等はスポンジで洗浄し、スチールたわしは避ける。
・フッ素加工フライパンは柔らかいスポンジと中性洗剤で洗い、急冷しない。
・鉄製の鍋などは温かいうちに洗い、乾燥後に油を薄く塗って保管する。
食器洗浄機は、洗浄温度60~70℃、すすぎ温度80~90℃が基本。
食器の回転数は売上に直結するため、適切な管理が重要です。
3. 計測機器類について
温度計や計量器などの計測機器類は精密機械です。
精度が低いと食品事故につながる可能性があるため、定期的な点検(校正)が重要です。
<管理のポイント>
・汚れや振動が精度に影響するため、丁寧に扱う。
・計量器を移動した場合は、必ず動作確認を行う。
・温度計は定期的に精度を点検(校正)し、正しく計測できているか確認する。
まとめ📋
ガスレンジやスチコン等の特性を理解し、換気、清掃、温度管理を徹底する。
冷蔵庫の扉やパッキン、製氷機などを清潔に保ち、庫内を整理整頓する。
用途別に使い分け、使用後は洗浄・消毒・乾燥させ、適切に保管する。
丁寧に取扱い、移動後は動作確認し、定期的な精度点検(校正)を必ず行う。
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