3章 お客様とのコミュニケーション
1. 接客用語の使い方
接客用語はお客様との円滑なコミュニケーション手段であり、お客様の要望を理解し対応するために重要です。
<接客用語のポイント>
・お客様の目を見て、はっきりとした声で話す。
・言葉と態度・表情を一致させるよう意識する。
・誤解を招く「バイト敬語」などを避ける。
✕「~でよろしかったでしょうか」
〇「~でよろしいでしょうか」)
<サジェスティブセールス>
・お客様に合わせ、メニューを提案する。
・適切なタイミングで、押しつけないように行う。
お客様に対しては常に敬語を正しく使います。
「少々お待ちください」「かしこまりました」「恐れ入りますが」など、場面に応じた適切な言葉を選びましょう。
2. 電話対応の基本
電話では相手の表情が見えないため、声のトーンや話し方がより重要になります。
明るく、分かりやすく、聞き取りやすい言葉で対応することが基本です。
<電話対応のポイント>
・3コール以内に応答し、店名と名前を名乗る。
・メモで情報を正確に把握し、復唱確認する。
・保留で待たせすぎないよう、迅速に対応する。
・電話は相手が切るのを待ってから、静かに切る。

3. サービスの優先順位
接客業務が複数同時に発生した場合、お客様を待たせすぎないよう、サービスの優先順位を判断する必要があります。
<一般的な優先順位>
① 料理提供
② お会計
③ ご案内(新規来店)
④ 注文受け
⑤ デザート・ドリンクの提供
⑥ テーブルの片付け(バッシング)
料理提供を最優先するのは、できたての美味しさを損なわないためです。
会計など他の作業は、声かけでご理解いただくなどの工夫をします。
忙しい時は一人で抱え込まず、他のスタッフと状況を共有し、協力して対応することが重要です。
「〇〇お願いします」といった声かけで、スムーズな連携を図りましょう。
4. 顧客管理とリピーターづくり
顧客管理(カスタマーリレーションズ)とは、お客様とのより良い関係づくりを目指すことです。
単に顧客データを管理するだけでなく、積極的なコミュニケーションが重要です。
<リピーターづくりのポイント>
・お客様の名前や好みを記憶し、声かけに活して「特別感」を演出する。
例:「〇〇様、いつもありがとうございます」
・リピーターには挨拶だけでなく、感謝の一言を添えるなどの配慮をする。
・お客様の要望やクレームも貴重な情報と捉え、サービス改善に繋げる。
お客様の個人情報は漏洩や不正利用がないよう厳重に管理する。
本来の目的以外での利用はせず、従業員にもルール遵守を徹底させる。
VOICEVOX:春日部つむぎ
まとめ📋
丁寧な敬語を基本に、分かりやすく、時にはおすすめ(サジェスチョン)も提案する。
顔が見えない分、明るく丁寧な言葉遣いを心がけ、内容は復唱し正確に把握する。
料理提供を最優先とし、状況に応じて的確に判断し、チームで連携して対応する。
お客様との良好な関係を築きつつ、得た情報はサービス向上に活用し、個人情報は厳重に保護する。
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