「ガリ一丁!」
ドラマ『時すでにおスシ⁉』を観ていると、威勢のいい掛け声とともに、聞き慣れない言葉が飛び交うシーンがよくありますよね。
特に、主婦から職人を目指すみなとが、慣れない専門用語(符丁)に戸惑いながらも必死に覚えようとする姿には、新しい世界に飛び込んだ時のドキドキを思い出す方も多いはず。
今回は、そんな寿司職人の世界で使われる粋な隠語、「ガリ」の意味と、その奥深い役割について解説します。
寿司屋でお馴染みの「ガリ」はなぜ「ガリ」と呼ばれているのでしょうか。
その名前の由来は、食べたときの音からきていると言われています。具体的には、しょうがのシャキッとした歯ざわりを噛むと「ガリッ」と音がすることからその名がつけられました。
擬音語が語源になっているのは、寿司用語ならではのユニークな特徴ですね。
「ガリ」はただの箸休めのためだけではありません。寿司を美味しく食べるための役割があるのです。
というのも、「ガリ」には次の3つの効果があります。
・口の中をさっぱりリセットできる(次のネタの味がクリアに)
・生魚による食中毒を防ぐ抗菌作用がある
・食欲を刺激し、食べ進めやすくする
実は、お茶やわさびにも抗菌効果があります。こうしてみると、何気なく添えられているものにもしっかりと役割はあり、寿司はよく考えられた組み合わせでできていることが分かりますね。
「ガリ」には白色系のものとピンク色系のものがあり、これは使う調味料によって変わっているのです。
・ピンク:市販品に多く、青じそや着色料で色付けされている
・白:新しょうがを使い、甘酢でシンプルに仕上げている、高級店に多い
新しょうがが出回るのは夏から初秋であり、この時期の「ガリ」は新鮮なんです。
お店によっては「ガリ多め」とお願いすると、快く対応してくれるところもあります。常連になると、「あがりとガリ先にもらえる?」なんて注文も通るかもしれません。
「ガリ」は寿司の味を引き立てる欠かせない存在です。ガリの色や旬には職人のこだわりも感じられ、季節感を楽しめる食材としても魅力的です。
次回寿司店で食事する際は、ぜひ「ガリ」にも注目し、その奥深い存在感を楽しんでみてください。
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