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従業員が充実する為にかつ良のブランドをFC化へ - e店舗 produced by G-FACTORY

作成者: e店舗編集部|Jul 11, 2024 1:02:00 AM

2008年設立したオークニ商事株式会社(本社/東京都荒川区、代表/ 尾張良介/以下同社という)では外食事業と福祉介護事業の二本柱で躍進を遂げている。

福祉事業では障害児通所支援事業を全国159拠点、通所介護事業で12拠点展開しており、

外食事業に於いては14拠点を展開している。

 

外食事業に関してはビーナスフォートや愛宕GHモリタワー・東京競馬場、イオン鎌ヶ谷、柏高島屋ステーションモール等の有名商業ビル・商業施設での出店が多く、外食事業の運営に於いての企業的信用度が高いことが伺える。

 

同社の代表を務める尾張良介氏は1973年12月生まれ、過去に投資会社の外食部門の役員を務め、同投資会社が上場企業への売却を行った為、独立しオークニ商事株式会社を設立した。

 

・有名商業施設や商業ビルでの展開が企業の信頼度の向上へ

同社の店舗展開に於いては上記記載通り有名商業ビル・商業施設での展開が続いているがそれはビル側からのオファーが続き実った展開である。

有名商業ビル・商業施設と組む事によりビル側は同社についての企業信頼度が増し、有名商業施設からもフォーカスされる存在へと成長していく。

そしてその信頼に応えるように同社は実績を出している。

例えば東京競馬場で運営しているとん勝 武蔵では営業日が年間48営業日しか無いにも関わらず年商は3.000万を超えている。

同社の店舗展開に於いて代表の尾張氏はこのように語っている「店舗展開の決め手は一番に立地。好立地を抑えた上で業態は後から決める。」その戦略は功を奏し、同社が展開する九州料理・焼酎ダイニング、イタリアン、とんかつ店、海鮮食堂、釜飯といった業態はどれも好調を維持し続けている。

その中で同社がイオン鎌ヶ谷、府中フォーリス、7月:イオン茅ヶ崎、9月:イオン河辺の4拠点で展開しているとんかつ かつ良では昨今の従業員不足の解消を図る全自動で誰でも営業できるオペレーションを作り、FC展開を考えていることについて注目した。

 

・かつ良業態のFC化により人材不足でも店舗展開できるパッケージ作りを

 

 

 

かつ良のメニューを見ると定食類は「ロースかつ定食」690円(税込、以下同)「Wロースかつ定食」950円「鶏からとロースかつ定食」790円「チキンかつ定食」590円「わらじメンチかつ定食」690円、カレー類は「カツカレー」690円「Wカツカレー」960円、丼メニュー類は「かつ丼」490円「Wかつ丼」850円「タレかつ」490円等々、コストパフォーマンスは良く、幅広いメニューを堪能できる。

その中で最も驚くべきことは上記メニューに関し従業員の業務内容としては盛り付けて、カツを切るのみで調理自体は全自動で行う事が出来るというオペレーションが出来ている点である。

2019年7月・2019年9月にイオンで続けてオープンが決まっていることはかつ良の業態が上向きであることを証明しているだろう。

・社員の充実が会社の成長へ

同社の外食事業の伸ばし方について「まずは社員を充実させる事。給料を上げ、労働環境を4週7休から4週8休へ変えていく。そうする事で従業員のプライベートの充実になり、それは=かつ良業態を伸ばしていく事で成し遂げる事が出来る。人材無くして会社の成長は成り得ない。」と代表の尾張氏は語る。

人材教育の中で最も飲食オーナーが苦戦をする事が従業員のモチベーションの維持であると言われる時代の中で尾張氏の考え方は従業員に対してしっかりと向き合えている。

それがかつ良の業態開発に繋がり、かつ良が広がっていく事も従業員の満足度と比例していく事だろう。

又、それが直営のみではなくFCとして広まっていく事で人材不足・人材教育難の現代の飲食業界を打開する業態になるのではと考えられる。