飲食塾コラム

【寿司用語解説】トロ・中トロ・大トロの違いとは?|味・部位・値段の差を徹底解説!

作成者: Admin|2025/08/26

トロとは?

トロとは、簡単に言うとマグロの脂がのった部位の総称です。赤身より脂が多く、口の中でとろけるような食感が特徴で、寿司の中でも特に人気のある高級ネタです。

肉でいうと、特上カルビと上ロースみたいな感じですね。

トロは、その中でも3つのランクに分かれています。

・大トロ
・中トロ
・トロ(中トロを指すことも)

 

ではその違いを見ていきましょう。

大トロ:最も脂がのった「トロの王様」

・部位:マグロの腹の一番外側(腹カミや腹ビレ付近)

・味:とろけるような濃厚な脂身、甘みが強い

・価格帯:最も高価。寿司店では一貫で数千円することも

・肉でいうと:霜降りサーロイン・特上カルビなど

 

大トロはマグロから取れる部位が一番少なく、その貴重さから値段が一番高くなっています

中トロ:赤身と脂のバランスが絶妙

・部位:背中〜腹の中間あたり

・味:赤身の旨味と脂のコクが両立

・価格帯:高級寿司店では高めだが、大トロよりは安価

・肉でいうと:上ロース・ミスジなど

大トロより脂が少ないため、「脂が多すぎるのは苦手…」という方には、バランスのよい中トロがおすすめです。

トロの名前の由来は?

「トロ」という名前の由来は、トロっとした食感からきていると言われています。他にも、寿司職人の隠語的な由来として、「とろりとした脂が特徴だから」「脂が多くて“とろ”っとするから」など諸説ありますが、いずれも食感に由来したネーミングです。

 

まとめ|トロ・中トロ・大トロの違いを知れば、寿司がもっと楽しくなる!

 

部位の名前

特徴

おすすめの人

大トロ

最も脂が多く、濃厚でとろける

脂好き・贅沢したい人

中トロ

赤身の旨味と脂のコクのバランス

初心者〜通の方まで

赤身

さっぱりした味で鉄分も豊富

脂が苦手な人、ヘルシー志向の方

 

寿司を食べるとき、トロの部位や違いを知っているだけで、味わい方・楽しみ方が深くなります

次に寿司屋に行った際には、ぜひ「中トロ」「大トロ」の違いに注目してみてください!