焼鳥職人コース 第5期生 福井健太さん (2024年8月卒業)
なぜ飲食業に進もうと決めたのですか?
この先の将来をどう歩んでいくか考えると、お金も時間も限られていることに気が付いて、このまま会社員として働き続けるよりも、新しいことに挑戦してスキルアップしたいと思ったんです。
僕自身「外食」が大好きなことや、料理を作る楽しさを知ったからこそ、飲食業に挑戦してみようとおもいました。
「焼鳥」を選んだのはなぜでしょうか?
候補は「寿司」「焼肉」「焼鳥」の3業態でした。その中で「焼鳥」を選んだのは、長い世代にわたって老若男女に愛されると思ったからです。焼鳥って子供から大人まで食べられるものだと思います。寿司は人によって好みがありますし、焼肉は歳を重ねるごとに胃もたれしやすくなる。また、仕事内容についても、個人的には焼き方や串の打ち方など、焼鳥の方が奥が深いと感じたので、焼鳥を選びました。
焼鳥を学ぶ学校を探すうえでの「決め手」は何でしたか?
僕自身、出身が兵庫県なので、当初は関西圏で学校を探すつもりでした。ですが、関西よりも東京の方が最新のトレンドを掴んでいると思ったんです。東京に行けば、焼鳥においても最新技術が学べると思い、東京の焼鳥学校を調べるなかでヒットしたのが「飲食塾」でした。飲食塾のInstagramで毎週配信されるインスタライブは、HPには載っていない、学校の“素”を知れる機会になったので、入塾したいという気持ちが高まりました。
守破離でのランチ営業は緊張しましたか?
「嬉しい」と感じる方が多かったです。自分が作った料理を「美味しい」といって食べてもらえたことが嬉しくて仕方なかったです。リピートしてくれるお客様も何人かいらっしゃって、自分のやる気にもどんどん火が付きました。
おどおどした様子で焼くのと、堂々とした様子で焼くのでは、お客様の料理に対する印象も変わります。堂々としていた方が、店にも料理にも安心感を感じると思うので、緊張を外に出さないように気を付けていました。とはいえ、内心は常にドキドキでした(笑)
2024年11月にOPEN予定のご自身のお店について、将来のビジョンはありますか?
わちゃわちゃしたにぎやかな雰囲気というより、しっとり落ち着いていてアットホームな雰囲気が漂う店にしたいです。空間も味も良くて、大切な人と行きたくなるような、リピーターの多い店を目指します。2代目、3代目…と代々受け継がれていくような店にしていきたいです。