日本生活で知っておくべき住民税用語ガイド
住民税(じゅうみんぜい)は、日本に住んでいるすべての人が毎年納める税金です。
納税通知書(のうぜいつうちしょ)には専門用語がたくさん書かれており、日本に来たばかりの方や税制に慣れていない方にとっては分かりにくい部分も多いですよね。
このブログでは、住民税の重要な用語を「漢字・ひらがな・ベトナム語」付きで解説し、計算方法や注意点、実際の例までわかりやすく紹介します。
★住民税の基本用語一覧表(日本語/ひらがな/ベトナム語)
|
日本語 |
ひらがな | ベトナム語 | 説明・例 |
|---|---|---|---|
| 住民税 | じゅうみんぜい | Thuế thị dân | 前年の所得に基づいて自治体に納める税金。例:東京在住、年収300万円 → 住民税通知書が届く。 |
| 所得割 | しょとくわり | Thuế theo thu nhập | 課税所得に税率を掛けて計算。例:課税所得250万円×10%=25万円。 |
| 均等割 | きんとうわり | Thuế cố định | 収入に関係なく一律で課される税額。例:東京5,000円/人。 |
| 課税/非課税 | かぜい/ひかぜい | Được đánh thuế/Miễn thuế | 課税=納税義務あり、非課税=一定条件で免除。 |
| 控除 | こうじょ | Khấu trừ | 所得から差し引ける金額。基礎控除や扶養控除など。 |
| 納税通知書 | のうぜいつうちしょ | Thông báo nộp thuế | 税額と納付方法が記載された通知書。 |
| 特別徴収 | とくべつちょうしゅう | Khấu trừ tự động qua lương | 給料から自動的に天引きされる方法。 |
| 普通徴収 | ふつうちょうしゅう | Tự nộp trực tiếp | 自分で4期に分けて納付する方法。 |
1. 住民税(じゅうみんぜい)とは
住民税は、住民票(じゅうみんひょう)を登録している自治体に納める税金です。
集められた税金は、医療、教育、道路や公園の整備、災害対策など、さまざまな公共サービスに使われます。
例:東京で前年の所得が300万円だった場合、その金額を基に所得割と均等割が計算されます。
2. 所得割(しょとくわり)
課税所得(かぜいしょとく)に税率を掛けて算出される部分です。
自治体ごとに税率は異なりますが、一般的には10〜12%程度です。
計算式:所得割=課税所得 × 税率
例:課税所得:250万円。税率:10%
→ 所得割:250,000円
3. 均等割(きんとうわり)
収入の有無にかかわらず、登録している住民全員に一律で課される税金です。
例:東京都の場合:1人5,000円。2人家族 → 合計10,000円
4. 課税(かぜい)と非課税(ひかぜい)
-
課税: 所得が基準以上 → 住民税を納める必要あり
-
非課税: 所得が低い、学生、失業中、高齢者など条件を満たせば免除される場合もあります。
5. 控除(こうじょ)
所得から差し引ける金額のことです。控除を上手に利用することで、納める税額を減らせます。
主な控除:
-
基礎控除(きそこうじょ)430,000円
-
扶養控除(ふようこうじょ)家族を扶養している場合
-
社会保険料控除(しゃかいほけんりょうこうじょ)
-
医療費控除(いりょうひこうじょ)
6. 納税通知書(のうぜいつうちしょ)
6月頃、自宅に郵送される書類で、次の情報が記載されています。
-
所得割と均等割の金額
-
年間合計税額
-
納付方法(特別徴収か普通徴収)
7. 特別徴収(とくべつちょうしゅう)と普通徴収(ふつうちょうしゅう)
-
特別徴収: 給料から自動で差し引き
-
忘れずに納付できる安心な方法
-
-
普通徴収: 自分で納付書を使って支払う方法
-
年4回(6月、8月、10月、翌年1月)に分けて納付
-
8. 延滞金(えんたいきん)
期限までに支払わない場合、延滞金が発生します。
余計な出費を避けるため、必ず期日までに納付しましょう。
まとめ
住民税の通知書に書かれている用語を理解しておくと、以下のメリットがあります:
-
正しく納付できる
-
控除や免税を適用できる
-
不必要な延滞金を防げる
外国人の方は特に、住民票を登録した時点から課税対象になる点に注意してください。
疑問がある場合は、役所やサポート機関に相談するのがおすすめです。
GF Worksでは、住民税の相談や生活サポートも行っています。
公式LINEはこちらから登録できます:
👉 https://page.line.me/956oqzrq
Resume Writing
