忙しい時は、みんな真面目に働くから楽しいですね。錦糸町店は平日は落ち着いているけど、土日はすごく忙しくなります。注文が殺到する中で、どうすれば効率よく提供できるのかを意識して取り組むのがゲームのようで、その忙しさも含めて楽しいです。
僕は焼き場を担当していて、宇奈ととの看板である鰻を最高に美味しい状態で届ける使命があると日々感じています。責任重大で、毎日やる気がもりもり湧きます。
特に、仕事で使う漢字が読めなくて困りました。 伝票やメニューの漢字が読めなかったり、指示を書かれても意味がわからなかったりして、最初は戸惑うことが多かったです。例えば、『焼く』や『盛り付け』といった基本的な言葉でも、見慣れない漢字があるとすぐには理解できませんでした。
とにかく勉強しました。わからない漢字は、日本人スタッフの皆さんに聞いて意味を理解するようにしました。自分でノートに書いて覚えたこともあります。初めて作るメニューは、レシピを読むより先に口頭で教えてもらい、手順を理解してからレシピを読んで言葉の意味を照らし合わせるようにしました。
最初はわからないことがたくさんあって大変でしたが、先輩や仲間が何度も助けてくれたおかげで、今はもう大丈夫です。
自分に自信を持てるようになりました。GF WORKSでは他店舗のスタッフと交流できる飲み会が頻繁にあるので、たくさんの仲間ができました。仲間ができたことで、悩みを打ち明けたり、夢を語り合ったり、『自分らしさ』を出せるようになりました。
実は、宇奈とと川崎店で働いている友達は、僕が紹介しました。 彼も今では1年以上働いていて、同じようにGF WORKSを通じて新しい仲間を見つけています。
当初、日本で生活することに不安はあったものの、今ではこんなにも自分が成長できる経験ができたことがとても嬉しいです。
錦糸町店をもっと盛り上げることです! 特に、新人の教育に力を入れて、みんなが働きやすい環境を作っていきたいと考えています。他店の宇奈ととには、僕と同じようにベトナム出身の仲間がたくさんいるので、彼らとも協力しあいながら、錦糸町店だけでなく、ゆくゆくは宇奈とと全体を盛り上げていきたいです。
撮影に行くと、お店の焼き場からチュオンさんの「いらっしゃいませ!」というイキイキした声が聞こえてきて、私の心が明るくなりました。入店したお客様に笑顔で応対しながらも、手際よく鰻を焼いていて、お客様が帰られる際には外まで見送り、「ありがとうございました、またお越しください」と笑顔で伝える姿が印象に残っています。「お客様の心に残る接客」というのは、まさにこういうことなのかもしれません。彼のこれからの活躍が楽しみです!