特定技能の在留資格を持つチュオンさんは、宇奈とと錦糸町店の店長を務めるまでに成長しました。彼が仕事で最も楽しいと感じるのは、忙しい時です。
ーーー 仕事で楽しいと思うことはなんですか?
「忙しい時は、みんな真面目に働くから楽しいですね。錦糸町店は平日は落ち着いているけど、土日はすごく忙しくなります。注文が殺到する中で、どうすれば効率よく提供できるのかを意識して取り組むのがゲームのようで、その忙しさも含めて楽しいです。
僕は焼き場を担当していて、宇奈ととの看板である鰻を最高に美味しい状態で届ける使命があると日々感じています。責任重大で、毎日やる気がもりもり湧きます。」
鰻というお店の看板商品を扱う「焼き場」を担当する彼は、鰻を最高に美味しい状態で届けることに使命感と責任を感じ、それが日々のやる気に繋がっています。このプロ意識は、飲食店経営者が外国人材を採用する上で、最も期待する資質と言えるでしょう。
チュオンさんが入社して最初に大変だったのは、仕事で使う漢字が読めないことでした。
ーーー入社して大変だったことはありますか?
「特に、仕事で使う漢字が読めなくて困りました。 伝票やメニューの漢字が読めなかったり、指示を書かれても意味がわからなかったりして、最初は戸惑うことが多かったです。例えば、『焼く』や『盛り付け』といった基本的な言葉でも、見慣れない漢字があるとすぐには理解できませんでした。」
しかし彼は、分からない漢字を日本人スタッフに聞いたり、ノートに書いて覚えるなど、地道な努力を続けました。レシピを読む前に口頭で手順を教えてもらい、その後漢字の意味を照らし合わせるという工夫もしていました。このような努力と、周囲の仲間の助けがあったからこそ、彼は漢字の壁を乗り越えることができたのです。
チュオンさんは、元々内気な性格でしたが、GF WORKSの他店舗スタッフとの交流会に積極的に参加することで、たくさんの仲間を作りました。
ーーー GF WORKSを使って日本で働いてみて、変わったことはありますか?
「自分に自信を持てるようになりました。GF WORKSでは他店舗のスタッフと交流できる飲み会が頻繁にあるので、たくさんの仲間ができました。仲間ができたことで、悩みを打ち明けたり、夢を語り合ったり、『自分らしさ』を出せるようになりました。」
チュオンさんは、自身が働く中で得た楽しさや成長を、ベトナムの友達に伝え、同じ職場で働くきっかけを作りました。
ーーーベトナムの友達にも日本で働くことをおすすめしたと聞きました!
「実は、川崎店で働いている友達は、僕が紹介しました。 彼も今では1年以上働いていて、同じようにGF WORKSを通じて新しい仲間を見つけています。
当初、日本で生活することに不安はあったものの、今ではこんなにも自分が成長できる経験ができたことがとても嬉しいです。」
こうした繋がりは、飲食店が特定技能外国人を採用する際、既存スタッフが新たな人材確保に貢献してくれるという、プラスの相乗効果を生み出す可能性を秘めています。
現在の店長という役職に満足することなく、チュオンさんは錦糸町店をもっと盛り上げていきたいと意欲を燃やしています。
ーーー今後の目標はありますか?
「錦糸町店をもっと盛り上げることです!特に、新人の教育に力を入れて、みんなが働きやすい環境を作っていきたいと考えています」
自身の成長だけでなく、新人の育成にも力を注ぎ、店舗全体を成長させようとする彼の姿勢は、飲食店経営者が外国人材を採用する上で、理想的なリーダー像と言えるでしょう。
チュオンさんの夢は、錦糸町店に留まりません。他店のベトナム出身の仲間とも協力し、ブランド全体を盛り上げていきたいという、さらに大きなビジョンを持っています。
ーーー 宇奈とと全体を盛り上げていきたいのですか?
「他店には、僕と同じようにベトナム出身の仲間がたくさんいるので、彼らとも協力しあいながら、錦糸町店だけでなく、ブランド全体を盛り上げていきたいです。自分の力を貢献していきたいです。」
(インタビュイー:チュオンさん / 取材・執筆:青山)
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