東京で飲食店を開業するなら必見!補助金・助成金徹底まとめ
「飲食店を開きたいけれど、資金面が不安で一歩踏み出せない…」
そんな方に向けて、国や東京都、近隣自治体で利用できる主な補助金・助成金制度をまとめました。
この記事では、東京近辺で利用可能な初心者でも挑戦しやすい制度を中心に、申請の流れや注意点まで詳しく紹介します。
はじめに:飲食店開業には莫大な初期費用が必要!
飲食店開業には、物件取得費や内装工事費などで平均1,000万円前後の初期費用が必要です。
この資金をすべて自己資金や融資で賄うのは大きな負担であり、特に融資を受ける際には自己資金の比率が審査に大きく影響します。
飲食店の初期費用と融資の難しさ
補助金や助成金は、初期投資の負担を軽減し、自己資金比率を高める効果があります。
補助金/助成金の違いと共通するメリット
補助金
⇒事業計画の採択が必要で、競争率が高い
補助金
⇒要件を満たせば原則受給できる
共通するメリット
⇒いずれも返済不要の資金であいr、開業後の資金繰りを安定させる上で極めて重要です。
【全国共通】飲食店が最も活用しやすい国の補助金制度
国が主体となって実施する補助金は、東京都内の飲食店開業でももちろん活用できます。
小規模事業者持続化補助金
小規模事業者が販路開拓や生産性向上に取り組むための経費の一部を支援する制度です。
概要
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対象:飲食店開業予定の個人事業主(従業員5名以下)
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補助額:最大50万円(条件により+200万円)
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補助率:2/3
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経費例:厨房設備、店舗改装、看板、ウェブサイト制作、広告チラシ
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主な申請の流れ
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1. 経営計画書を作成(商工会議所のサポートを受けられる)
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2. 書類をオンライン申請 or 郵送
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3. 審査 → 採択決定
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4. 補助事業を実施(設備購入・改装など)
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5. 実績報告を提出 → 補助金振込
小規模事業者持続化補助金は、「事前に経費を支払ってから、後で補助金が戻る」仕組みになっています。そのため、資金繰りに余裕を持って準備することが大切です。また、書類作成には時間がかかることも多いため、申請を検討する場合は早めに商工会議所に相談するのがおすすめです。
初心者でも最初に狙いやすい、定番の補助金です。詳しい内容はこちらをご覧ください。
東京都独自の飲食店開業向け支援制度について
東京都や東京都中小企業振興公社などが実施する制度は、補助率や上限額が高く設定されていることが多く、都内での開業には必須で検討すべきです。
支援制度①:若手・女性リーダー応援プログラム助成事業
概要
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対象:女性、または39歳以下の男性
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条件:都内の商店街で新規開業すること
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補助額:最大844万円
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経費例:工事費、厨房設備、店舗賃料など
主な申請の流れ
1. 出店予定地が「商店街」に属するかを確認
2. 事業計画書を作成
3. 書類審査 → 面接審査
4. 採択後、工事や設備導入を実施 → 報告書提出
若手・女性リーダー応援プログラム助成事業では、都内の商店街での開業が必須となっており、繁華街やオフィス街での出店は対象外です。また、審査では「商店街の活性化にどのように貢献するか」が重視されます。そのため、単におしゃれなお店を開く計画だけでなく、地域との関わりや商店街への貢献を意識した事業プランを作ることが重要です。
女性や若手で、商店街におしゃれなカフェを出したい方に最適な補助金です。詳しい内容はこちらをご覧ください。
支援制度②:商店街起業・承継支援事業
概要
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対象:年齢・性別不問
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補助額:最大694万円
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区分:新規開業、多角化、事業継承
主な申請の流れ
1. 事業計画の提出
2. 書類審査・面接審査
3. 採択後、助成対象経費を活用
4. 実績報告を提出
商店街起業・承継支援事業では、商店街での出店が前提となっています。また、承継支援として既存店を引き継ぐ場合は、元の店舗との調整や関係者との合意が必要です。申請の際には、計画がスムーズに進むよう事前に調整しておくことが重要です。
商店街に根ざした、長期的なお店づくりを目指す方におすすめの補助金です。詳しい内容はこちらをご覧ください。
支援制度③:創業助成事業
概要
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対象:都内で創業予定 or 創業5年未満
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補助額:100〜400万円
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補助率:2/3
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経費例:人件費、委託費、設備費
主な申請の流れ
1. TOKYO創業ステーションなどの支援実績を得る(施設利用やビジコン入賞など)
2. jGrants(国の電子申請システム)で申請
3. 書類審査 → 結果通知
創業助成事業では、「若手・女性リーダー応援プログラム」や「商店街起業支援」との併用はできません。また、ITやDX関連の経費も対象となるため、カフェであれば予約管理システムの導入など、事業計画に工夫を加えると採択されやすくなります。
商店街に限定されないため、幅広い立地での開業を考えている方におすすめの補助金です。詳しい内容はこちらをご覧ください。
支援制度③:クラウドファンディング活用助成
概要
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対象:創業希望者・創業5年未満
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補助額:最大80万円
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経費:CFサイトの手数料、広告費、ページ制作費
主な申請の流れ
1. 取扱CF事業者でプロジェクトを立ち上げ
2. プロジェクトを成功させる
3. 実績報告 → 助成金申請
クラウドファンディング活用助成では、まずプロジェクトを成功させる必要があります。さらに、リターンの設計や広報活動など、集客力や情報発信力が求められるため、準備をしっかり行うことが重要です。
開業前からファンを集めたい方にぴったりの制度です。詳しい内容はこちらをご覧ください。
【神奈川県】飲食店開業向けの支援制度について
空き店舗開業助成事業
概要
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対象:横浜市の商店街で空き店舗を活用して開業する人
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補助内容:初期費用・家賃の一部を助成
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条件:創業支援セミナー受講や認定プランでの開業
主な申請の流れ
1. 横浜市の創業支援セミナーを受講し、証明書を取得
2. 商店街とマッチングし、空き店舗を選定
3. 書類提出 → 採択 → 開業
横浜市の空き店舗開発助成事業では、「認定プラン」での開業が前提となっております。そのため、初心者にはややハードルが高く、プランの完成度が必要です。
すでに横浜で具体的な開業計画がある方におすすめの助成金です。」詳しい内容はこちらをご覧ください。
申請前に確認!補助金・助成金活用時の注意点と落とし穴とは?
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注意点①:原則「後払い」であることの理解(資金繰りの重要性): 補助金は、経費を全額支払った後、実績報告を経て支給されます。つまり、資金の立て替え(融資)が必須です。
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注意点②:補助対象外経費: 運転資金(仕入れ費用)、人件費、土地・建物購入費などは、原則として補助金の対象外です。
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注意点③:募集期間と申請書類の準備期間: 公募期間が短く、申請書類作成に時間がかかるため、常に最新情報を確認し、専門家(行政書士やコンサルタント)のサポートも検討すべきです。
まとめ:補助金・補助金を活用する選択肢
国の「小規模事業者持続化補助金」は入門編として最適です。
商店街に出したいなら「若手・女性リーダー応援」「商店街起業支援」、
商店街以外なら「創業助成事業」
資金調達+集客を兼ねたいなら「クラウドファンディング助成」がそれぞれおすすめです。
補助金・助成金は、「申請の準備に時間がかかる」のが一番の落とし穴です。特に事業計画書や収支計画の作成でつまずきがちです。
補助金申請のサポートに加え、物件探しや店舗コンセプト作りまでトータルで支援しています。
「自分に合う制度を教えてほしい」「申請書類の書き方が分からない」という方は、ぜひご相談ください。
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