東京メトロ銀座線で飲食店を開くなら...?エリアとおすすめ業態を紹介!物件選びで注意したいポイントを解説

東京メトロ銀座線は、渋谷から浅草までを結ぶ東京最古の地下鉄路線。オフィス街・繁華街・観光地を繋ぎ、通勤・通学・観光と、平日も週末も安定した人流が見込めるのが特徴です。
駅ごとにまったく異なる表情を持ち、出店するエリアによってターゲットや業態も大きく変わります。

本記事では、銀座線の注目エリアをピックアップし、街の特徴やおすすめ業態、出店を成功させるためのポイントを解説します。
都心ならではのチャンスを活かしつつ、初期費用や客層の特性を見極めた戦略で、繁盛店を目指しましょう。

銀座線の特徴

東京メトロ銀座線は、渋谷〜浅草を結ぶ全長14.3kmの路線で、1927年に開業した日本初の地下鉄として知られています。
表参道・銀座・上野・浅草など、東京を代表する商業・観光・文化エリアを網羅しており、沿線全体が飲食店の激戦区です。

主な特徴

  • ビジネス街・繁華街・観光地がバランスよく並ぶ構成
     → 昼・夜・週末問わず安定した人流が見込める。

  • 各駅でまったく異なるターゲット層
     → 渋谷・表参道は若年層やトレンド志向、銀座・外苑前は富裕層やビジネス層、上野・浅草は観光・庶民派と幅広い。

  • 他路線との接続が非常に良好
     → 山手線、半蔵門線、千代田線、東西線などと接続し、通勤・通学の生活導線にも。

出店メリット

  • 「東京らしさ」を感じる立地で話題性やSNS拡散が狙える。
  • 賃料は高めだが、その分高単価・高回転の業態設計で大きく収益を出せる可能性も
  • 地元密着というよりも、目的来店や観光客の需要を狙った戦略がハマるエリアが多い

 

渋谷駅|若者文化の中心地(乗降客数:約820,000人/日)

カルチャーの発信地として常に変化し続ける渋谷は、若年層やインバウンド需要を狙える飲食店激戦区。再開発による新施設(渋谷スクランブルスクエア・ヒカリエ等)も集客力を後押ししています。

おすすめ業態: ネオ居酒屋、スイーツスタンド、韓国料理、バル
成功ポイント: SNS映え・トレンド感がカギ。集客力はあるが、賃料も高めなので坪効率を意識。

表参道駅|洗練された大人の街(乗降客数:約110,000人/日)

ファッション・美容・グルメと感度の高い大人が集まるエリア。平日のランチ需要、土日のショッピング・カフェ需要が高いのが特徴です。

おすすめ業態: 高単価カフェ、ベーカリーレストラン、サラダ専門店
成功ポイント: 内装やブランド性が来店動機に直結。テラス席・物販併設も有効。

外苑前駅|感度の高いオフィスエリア(乗降客数:約65,000人/日)

青山・神宮前のオフィスワーカーやクリエイターが集まるエリア。昼はランチ、夜は会食や隠れ家利用が狙えます。

おすすめ業態: 和食バル、ワインバー、カジュアルイタリアン
成功ポイント: 看板や外観より“口コミ”や“紹介”による集客が強い。居心地と価格のバランスが鍵。

銀座駅|東京を代表する高級商業地(乗降客数:約240,000人/日)

一流ブランド店が立ち並ぶエリア。ハイエンド層のほか、観光客や地方からの買い物客も多く、多様なニーズに対応できる店づくりが必要です。

おすすめ業態: 高級和食、鮨店、アフタヌーンティー専門店
成功ポイント: 家賃水準が高いため、客単価2,000円以上が目安。ブランド価値・接客品質の高さが差別化要素に。

上野駅|観光×日常需要(乗降客数:約310,000人/日)

美術館や動物園など観光資源が豊富な一方、アメ横など庶民的な飲食文化も根強いエリア。国内外の観光客に加え、地元の買い物客も多く訪れます。

おすすめ業態: 立ち飲み、串揚げ、餃子、カジュアル中華
成功ポイント: 回転率重視の低価格業態も成り立つ。ランチと夜の客層が異なるためメニューの工夫が必要。

浅草駅|インバウンド・観光の代表地(乗降客数:約130,000人/日)

仲見世通り・浅草寺を中心とした観光地で、外国人観光客の人気は今なお高い。和をテーマにした店舗や土産・体験型飲食が求められる傾向があります。

おすすめ業態: 和スイーツ、抹茶カフェ、天ぷら・蕎麦店
成功ポイント: 日本文化を感じさせる演出が集客に直結。テイクアウトやキャッシュレス対応も重要。

出店成功のポイント

1. 駅周辺と導線の見極め

銀座線沿線は駅によって人の流れや目的が大きく異なります。オフィス利用が多い外苑前・虎ノ門、観光需要の浅草、買い物需要の銀座など、時間帯や曜日ごとのピークに合わせた戦略が必要です。

2. 居抜き物件の活用で初期費用を削減

銀座線沿線は人気が高く賃料も高めですが、空き店舗の造作を活かせる物件もあります。厨房設備や内装の状態をよく確認し、必要最低限の初期投資で始めるのも一つの手です。

3. ターゲットに合った業態と価格設計

地域によって客層のニーズは大きく異なります。表参道なら高付加価値、上野や浅草ならコスパ重視など、立地と業態のミスマッチを避けることが繁盛のカギです。

まとめ

銀座線沿線は、東京を象徴するような多彩なエリアが揃っています。どの駅で何を売るか、誰にどう届けるかによって、まったく異なる戦い方が求められます。高単価を狙うのか、回転率で勝負するのか、まずはエリア特性の理解から始めてみましょう。

弊社では、銀座線を含む都心の居抜き物件や、非公開物件のご紹介が可能です。
立地特性の分析から業態提案、内装工事や開業資金のご相談までワンストップでサポートいたします。

「銀座線で飲食店を出したい」そんな方は、まずはお気軽にご相談ください。

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