【東京で飲食店開業】池袋駅(JR・私鉄・地下鉄8路線)の出店メリット・客層・家賃相場|人気エリア特集①

池袋徹底解説

池袋で飲食店開業を考えるなら必読!一日260万人が行き交う巨大ターミナル「池袋駅」のエリア特徴・客層・競合状況を徹底分析。東口・西口・南口・北口それぞれの立地特性や人気店データも紹介。チャンスとリスクを見極め、あなたの開業戦略に役立つ実践的ガイドです。

飲食店開業の地として注目を集める「池袋駅」の魅力とは?

「自分の店を開くなら、どの街を選ぶか?」そんな問いを投げかけられたとき、池袋の名前を外す人は少ないでしょう。1日260万人以上が行き交う巨大ターミナル駅。昼も夜も途切れない人の流れ。学生、ビジネスパーソン、外国人観光客…あらゆる世代と文化が交差するこの街は、飲食店にとって無限のチャンスが広がる舞台です。しかし、その分だけ競争も熾烈。老舗から最新のトレンド店までひしめき合うなかで、自分の店をどう位置づけ、どう生き残るか。池袋での開業は、可能性とリスクの両方をはらんだ「挑戦」でもあるのです。では、なぜ今池袋がこれほどまでに注目されているのか。そして、実際に開業する上で押さえておきたいポイントとは?

 

乗降客数

29万人/日

乗り入れ路線

JR線、西武池袋線、東武東上線、東京メトロ丸の内線、有楽町線、副都心線

駅周辺人口

28万人

平均坪単価

30,970円

駅周辺の飲食店数

約2900件

「出典:JR東日本データ、飲食店ドットコム、食べログ」

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池袋駅はどんなエリア的特徴があるの?

東口に西武、西口に東武がある点も池袋の特徴です。また池袋駅は、35番出口(東口のサンシャインに最も近い出口)からC3出口(西口の立教大学に最も近い出口)まで、直線距離で約600メートルあります。最も東口寄りの路線が西武池袋線で、最も西口寄りの路線が副都心線であり、この2路線の乗り換えに10分を要することから、池袋駅の大きさを感じられます。利用者の多くは、地上での東↔西の移動がしづらいこともあり、基本地下道を利用するため、完全にエリアと考えてよいでしょう。

東口

エリア概要

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ターゲット
若者、サブカル好き
ランドマーク
サンシャインシティ、Hareza池袋
おすすめ業態
居酒屋、価格帯高めのレストラン

このエリアについてのコメント

池袋駅の顔であり、中核を担っています。東口の出口を出ると、商業施設やビルが聳え立ち、一目で池袋の賑やかさを体感できます。池袋のシンボルと言えるサンシャインシティには、商業施設・映画館・水族館・ホテル・プラネタリウム・展望台などが集結しています。この施設は一日遊びつくせる、魅力たっぷりの娯楽施設です。連日多くの学生、家族、観光客、学生等でにぎわいます。他にも、西武百貨店やPARCOといった商業施設もあります。また、アニメイト本店やHareza池袋があり、アニメや漫画などのサブカルチャーの中心地でもあります。そのためアニメや漫画のキャラクターのファンが都内外、さらには海外からも訪れます。昼夜問わず人や車の量が非常に多いため、ターゲット層の選定が重要になると言えるでしょう。飲食店の特徴として、大人数で集まれる居酒屋が多い印象です。また、「おしゃれ」「写真映え」「メニューの個性」がある店が多いです。ランチ〜ディナー両方需要があり、比較的価格帯も幅があり、ちょっと高めのお店からリーズナブルなものまで混在しています。

南口

エリア概要

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ターゲット
若者、カップル
ランドマーク
南池袋公園
おすすめ業態
カフェ

このエリアについてのコメント

他の3つのエリアと比べると、落ち着きがあるエリアです。特に、ジュンク堂書店本店を越えると、副都心線雑司ヶ谷駅へと続く比較的閑静なエリアが広がります。また、南池袋公園は池袋の再開発を代表する事業の一つです。芝生の上に多くの学生やカップルが集まり賑わいを見せています。春には桜が咲き誇り、絶好のお花見スポットと化します。池袋の高層ビルやマンションをバックに、芝生と植物の落ち着いた空間のコントラストが人々の憩いの場であり、近年注目を浴びています。今勢いのあるエリアであり、公園周辺にはテイクアウト可能なカフェや喫茶店が多い印象です。

西口

エリア概要

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ターゲット
学生、会社員
ランドマーク
ルミネ池袋、東京芸術劇場
おすすめ業態
居酒屋、ラーメン

このエリアについてのコメント

池袋駅の第二の中心地です。ルミネと東武百貨店を中心に商業が栄えます。東京芸術劇場もあり、文化的な要素も強いエリアです。しかし、東口と比較すると飲食店は少ないと言えます。東口と異なり、大人数よりかは少人数での飲みが適しています。西口で飲食をするとなると、商業施設の中のお店で済ませることが多いです。しかし、夜の飲み需要は高いので、「飲み放題」「個室」などを掲げる居酒屋も多く見受けられます。また、立教大学があることから、西口は立教生の集いの場でもあります。毎晩、芸術劇場前のグローバルリングに立教生が集い、西口の賑やかな夜に拍車をかけています。グローバルリングでは常設ステージでイベントが行われたり、昼間は噴水が出ていることから子供の遊び場にもなっています。
大学周辺にも飲食店はありますが、昔からその地に構えており、長年立教生から愛されるお店か、入れ替わりの激しいお店の二択と言えるでしょう。立教大学周辺から住宅地が広がり始め、落ち着きのあるエリアとなります。

北口

エリア概要

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ターゲット
会社員、外国人
ランドマーク
豊島区立 池袋の森
おすすめ業態
居酒屋

このエリアについてのコメント

北口には、西一番街通り、ロマンス通り、ときわ通りといった歓楽街が存在し、大衆居酒屋やカラオケ、パチンコなどの他に、風俗店やホテル街もあります。飲み屋が非常に多いエリアなので、二軒目三軒目のお店選びに困ることは少ないでしょう。特に夜は活気があふれるエリアで、様々な国籍の人々が集います。新宿の歌舞伎町と近い雰囲気を感じられるかもしれません。

食べログ百名店

  • 食べログ百名店 うちたて家
  • 食べログ百名店 味噌麺処 田坂屋
  • 食べログ百名店 炭火焼珈琲 蔵
  • 食べログ百名店 かぶと

大手チェーンの出店状況

  • カフェ スターバックスコーヒー東武池袋店
  • 回転寿司 くら寿司池袋西口店
  • ファミリーレストラン デニーズ池袋駅前店
  • 和食 大戸屋ごはん処池袋東口店

このエリアの店舗マップ

池袋駅で飲食店開業の夢を叶えるなら?

池袋は、ターミナル駅としての利便性に加え、サブカルチャーからビジネス、歓楽街まで、多様な文化と人々が交差する街です。そのスケールの大きさと、昼夜を問わぬ集客力は、他のエリアでは得がたい魅力といえるでしょう。競争は激しいものの、それを上回るだけのチャンスが眠っているのも池袋の特性です。自店の強みをどう打ち出し、どのエリアでどの客層を狙うか、その戦略次第で、池袋は大きな飛躍の舞台となり得ます。例えば、学生はリーズナブルかつ満足感を得られるものを好みます。あなたの一歩が、この巨大ターミナルの新たな風景を形づくるかもしれません。

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織田 夏海
GーFACTORY株式会社 Promotion Support 飲食店舗のHPやSNS運用、メディア向けリリース業務などを通して「食」の世界に触れてきました。また、これまで飲食店経営者へのインタビューや飲食業界のSDGsに関する特集記事など、飲食業界に特化した記事を執筆してきました。このサイトでは、これらの経験を活かし、飲食業界の皆様に役立つ情報や、日々の業務に役立つヒントを提供していきます。
織田 夏海
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