【東京で飲食店開業】渋谷駅（JR・私鉄・地下鉄9路線）の出店メリット・客層・家賃相場｜人気エリア特集

神泉につながるエリアで、駅から少し離れているので、飲食店の混雑は控え目です。チェーンの大衆居酒屋が多く、駅から少し離れているため、混雑を避けての来店や、二軒目以降に利用される印象です。このエリアは大多数がチェーンの飲食店であり、個人経営店はほとんど見受けられません。飲食店の多くが居酒屋などの夕方以降から始まる店なので、夜は狭い歩道に人が行き来します。一方昼は夜に比べるとかなり人の通行量が少ないです。ランチ・ディナーの展開がある飲食店も存在はしますが、やはり駅から遠いので、ターゲットやコンセプトを固めての開業でないと、昼間の集客は厳しいかもしれません。しかし、現在松濤エリアで「Shibuya Upper West Project」が進められており、竣工後には、昼間の賑わいも期待できるでしょう。また、神泉付近はカレーやエスニック料理のお店が多く、メニューやコンセプトにこだわりのあるお店が多く見受けられます。

京王井の頭線渋谷駅やマークシティがあるエリアです。このエリアも、センター街と同様に駅から近いため、居酒屋需要が高いです。一軒目として足を運ぶことも多く、特に焼き鳥や海鮮系の居酒屋が多いです。また、ほとんどの飲食店が居酒屋なので、昼メインのお店には適さないと言えるでしょう。規模感としては小さく、その中に多くの居酒屋が密集しているので、お店選びに困ることはないでしょう。

表参道や青山エリアにつながるエリアです。宮益坂上の歩道橋を境に、渋谷の雑踏としたエリアと、表参道のお洒落で高級感のある雰囲気に変わります。飲食店よりも、オフィスビルやクリニックなどが多く、飲食目当てでの来訪は少ないと言えるでしょう。飲食店の傾向も、居酒屋よりは、洋食チェーン店が多い印象です。また、食べログ百名店も多く存在しているため、目的来店が見込まれると言えるでしょう。飲み需要は低いです。