【東京で飲食店開業】新橋駅(JR・私鉄・地下鉄5路線)の出店メリット・客層・家賃相場|人気エリア特集③
新橋駅周辺の飲食店開業情報を徹底解説。エリア別の特徴や集客力、人気店の傾向を紹介します。
飲食店開業の地として注目を集める「新橋駅」の魅力とは?
サラリーマンの聖地として知られる新橋は、昭和の面影を残しつつも、令和の今、新しい賑わいが生まれています。ランチタイムに働く人々でにぎわい、夜には居酒屋やバーが活気づく――そんな街の表情は、訪れるたびに違った魅力を見せてくれます。 この記事では、新橋駅周辺の各エリアの特徴や客層、人気店の傾向など、飲食店出店に役立つ情報をまとめました。街の熱気と新しい風を感じながら、あなたのお店にぴったりの場所を探してみませんか。
新橋駅の集客力とは?ー乗降客数・乗り入れ路線・客層
新橋駅は、1日の乗降客数が約78万人にのぼる、都内でも屈指のビジネス拠点です。 JR線・東京メトロ銀座線・都営浅草線・ゆりかもめの4路線が乗り入れ、さらに高速バスの発着地としても機能しており、銀座・虎ノ門・汐留といった主要エリアへは徒歩圏内。東京の東西南北を結ぶ交通の要衝として高い利便性を誇ります。駅周辺には大手企業の本社やオフィスビルが立ち並び、平日は朝から晩までビジネスパーソンの往来が絶えないのが新橋の特徴です。昼はリーズナブルなランチを求める会社員でにぎわい、夜になると同僚や取引先との会食・一杯を楽しむ姿があちこちに見られます。サラリーマンの街として培われてきた歴史が、今も街の空気に息づいています。また、汐留方面には洗練されたレストランやバー、烏森口や西口通りには昭和の趣を残す大衆居酒屋が並び、「レトロとモダンが交錯する街」として独自の魅力を放ちます。昼夜を問わずにぎわう新橋駅は、働く人のリアルな日常と、進化し続ける東京の今を同時に感じられるエリアといえるでしょう。
乗降客数
乗り入れ路線
駅周辺人口
平均坪単価
駅周辺の飲食店舗数
「出典:JR東日本データ」「出典:飲食店ドットコム」
新橋駅にはどんなエリア的特徴があるの?
新橋駅は「日比谷口エリア」「烏森口エリア」「汐留口エリア」銀座口エリア」の4つのエリアに分けられます。
新橋駅:日比谷口
エリア概要
- ターゲット
- サラリーマン
- ランドマーク
- SL広場
- おすすめ業態
- 居酒屋
新橋駅:烏森口
エリア概要
- ターゲット
- サラリーマン
- ランドマーク
- ニュー新橋ビル
- おすすめ業態
- 大衆居酒屋
このエリアについてのコメント
ニュー新橋ビルがそびえる烏森口は、「昭和の新橋」を色濃く残したレトロな雰囲気が魅力。古い雑居ビルや商店街に居酒屋や大衆食堂がひしめき、ランチタイムにはボリューム満点の定食を求めて行列ができ、夜になるとサラリーマンで埋め尽くされる賑やかさを誇ります。価格は手頃で気取らないため、働く人々が「毎日でも通える」安心感を持って利用できるのが強みです。 また、西側ではNTT都市開発と野村不動産が主導するニュー新橋ビルの再開発計画も進行中。長年“サラリーマンのオアシス”として親しまれてきた建物の姿は、数年内に大きく姿を変える見込みです。やや工期が遅れ気味ではあるものの、完成後には商業・オフィス・公共空間を一体化した複合施設として生まれ変わる予定で、街全体の回遊性向上が期待されています。
新橋駅:銀座口
エリア概要
- ターゲット
- 買い物客、観光客
- ランドマーク
- おすすめ業態
- ラグジュアリーなレストラン
このエリアについてのコメント
銀座線と直結し、銀座の街への入口となる銀座口は、新橋らしさよりも銀座の洗練を色濃く感じられるエリア。駅を出るとラグジュアリーな商業施設や高級ブランド店が立ち並び、利用客もビジネスマンだけでなく、買い物帰りのカップルや観光客など多彩です。価格帯は新橋平均よりも高めで、焼き鳥やしゃぶしゃぶ、中華料理といった幅広いジャンルも「銀座品質」の上質さが求められます。料理はもちろん、内装や接客まで洗練された空気感を大切にしている店舗が多く、特別な会食や接待、デート需要をしっかり取り込めるのが魅力。新橋の喧騒から一歩離れ、銀座の華やかさに寄り添うスタイルが、このエリアならではの個性といえるでしょう。
このエリアの店舗マップ
新橋駅で飲食店開業の夢を叶えるなら?
新橋は、長年愛されてきた“サラリーマンの街”でありながら、再開発によって新しい風が吹き始めています。昔ながらの人情味と、新しい人の流れ。その両方を感じられる今こそ、飲食店出店には絶好のタイミングです。 街の空気を感じながら、自分の理想に合う場所を探してみてください。まずは物件から探してみませんか?



このエリアについてのコメント
SL広場が象徴する日比谷口は、外堀通りや柳通りへと繋がり、虎ノ門や内幸町方面に向かうビジネスマンが多く行き交います。街頭インタビューでおなじみのにぎやかなエリアで、手ごろな価格帯の居酒屋や和食店が軒を連ね、ランチから夜まで安定した需要が見込める立地です。寿司や鰻、とんかつなど幅広いジャンルが集まり、仕事帰りに気軽に立ち寄れる雰囲気が魅力です。2020年にオープンした「HIBIYA OKUROJI」や「日比谷グルメゾン」では、和食からエスニックまで多彩な飲食店が集結。レトロな高架下の雰囲気と現代的な店舗デザインが融合し、従来のサラリーマン客だけでなく、女性客や観光客も取り込む動きが強まっています。また、新橋といえば、長年“サラリーマンの聖地”として親しまれ、昭和の面影を色濃く残す街並みが象徴的なエリアです。しかし近年、この街にも大きな転換期が訪れています。