「自分の料理で笑顔を届ける」を胸に、キッチンのリーダーを目指して奮闘中!

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今回紹介するのは、日本の景色が大好きだというヒエンさん!

以前、お姉さんと一緒に日本を訪れた際、満開の桜を見て「日本に住みたい!」と決めたそうです。

母国・ベトナムにて高校卒業とともに日本に渡り、はや6年。現在は特定技能ビザ(1号)を持ち、日本の飲食店で働いています。

現在はどんなお仕事をされていますか?

東京/六本木にある焼き鳥店で、営業前の仕込みを担当しています。具体的には、鶏肉を均等にカットしたり、つくねを丸めたりする作業です。最初はすべての食材を均一の大きさや重さに揃えるのが難しかったですが、今では手に感覚が染みついて、スムーズにできています。お客様に美味しい料理を提供するための準備が、私の仕事です。

仕事の中で楽しいと感じることは?

まかないを作るのが楽しいです。私はもともと料理が大好きで、プライベートでもよく料理をします。自分で美味しいものを作って食べるのはもちろんですが、スタッフのみんなが「美味しい!」と言って食べてくれるのがすごく嬉しいです。焼きそばや親子丼などを作ります。たまに母国・ベトナムの料理を振る舞うこともあります。

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撮影に伺った日の賄いは、グリーンカレーでした!ヒエンさんのまかないがスタッフの疲れを癒しているそうです。

日本で働き始めて大変だったことや困ったことは?

日本語が分からなくて、日本人のスタッフと会話をするのが難しかったです。日本語を聞いて理解することはできるのですが、日本語を話すことができなかったので、何かを言われた時に「はい」「分かりました」と返すことしかできませんでした。自分の意見を伝えたり質問することは、翻訳機を使わなければできず、スムーズなコミュニケーションが取れませんでした。

どうやって困難を乗り越えましたか?

まずは「聞き返す力」をつけようと思い、日本語が理解できない時に黙るのではなく、「もう一度教えてください」と自分が100%理解できるまで聞き返しました。最初は聞き返すことに勇気が入りました。仕事ができない、とがっかりされてしまうのではないかと不安でしたが、スタッフの皆さんは簡単な日本語に言い換えて、ゆっくり教えてくださり、当時はものすごく安心したことを覚えています。

「一言でもいいから、自分から話してみる」ということも意識しました。短いフレーズでも、相手に伝えようとすれば伝わるんだと実感し、だんだん日本語を話すことが楽しくなりました。
それでもまだ、言葉の意味がわからず聞き返してしまうことが何度かあります。ですが、「失敗は成長するためにある」と自分自身の経験から学んだので、今はもう怖くありません。日々新しい学びがあることが刺激的で楽しいです。

今後の目標について教えてください!

現在は「特定技能1号」の資格を持っていますが、将来的には「特定技能2号」を取得したいと思っています。

最近は仕込みだけでなく、ドリンクを出したり、お客様を席へ案内したりする機会も増えてきました。接客の機会が増えているので、日本語をもっと上達させていきたいと考えています。

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ヒエンさんの話を聞いていると、「できないことがあっても、自分で工夫しながら乗り越えていく力」がある方なんだと強く感じました。その姿勢は、どんな環境でも成長していける力の証だと思います。

そして何より、スタッフの疲れを癒す「まかない」の存在。ヒエンさんの料理は味だけでなく、「誰かに美味しいものを食べてもらいたい」という温かい気持ちも込められているのだと思います。接客の機会も増えているとのことで、ますます活躍の場が広がっていきそうです。ヒエンさんのこれからがとても楽しみですね!

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青山萌依
G-FACTORY株式会社 Promotion Support 大学在学中より、学科新聞の編集長として企画・編集・デザイン・取材・執筆を一手に担当。インターンシップではウェブライターとして活動し、金融・飲食・マッチングアプリなど多岐にわたる分野で執筆を経験。情報の本質を捉え、読者に伝わるコンテンツづくりを追求してまいります。
青山萌依
G-FACTORY株式会社 Promotion Support 大学在学中より、学科新聞の編集長として企画・編集・デザイン・取材・執筆を一手に担当。インターンシップではウェブライターとして活動し、金融・飲食・マッチングアプリなど多岐にわたる分野で執筆を経験。情報の本質を捉え、読者に伝わるコンテンツづくりを追求してまいります。