2025/01/22
訪日外国人客数が過去最高に、飲食業界に新たなチャンス到来

訪日外国人客数が3686万人を突破、消費額は初の8兆円超え
政府観光局(JNTO)は15日に、2024年訪日外国人客数が3686万9900人と新記録を達成したことを発表いたしました。新型コロナウイルス禍前の2019年と比較しても大幅に増加し、消費額は初めて8兆円を突破する勢いです。この急激な増加の要因の1つは、特に欧米や中東からの訪日客が増えていることです。円安を背景に滞在期間が長くなることで、宿泊や飲食費などの消費が押し上げられています。
(参考:JNTO「訪日外客数(2024年12月および年間推計値)」
アジア圏からの観光客が中心、飲食費の消費も増加傾向
12月の訪日客数は348万9800人で、クリスマスや年末年始にかけて旅行需要が急増しました。この増加傾向は今後も続くと予想されています。国・地域別のデータでは、韓国、中国、台湾、米国が主な訪問国となっており、特にアジアからの観光客が多くなっています。
このような訪日外国人の増加は、飲食店経営者や開業予定者にとって絶好の機会です。訪日客の消費額のうち、飲食費は21.5%を占め、1兆7460億円に達しています。1月29日からの春節でも、中国を中心に多くのインバウンド観光客が来ることが予想されます。この訪日客の需要を取り込む施策を検討していきましょう。
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