2025/02/06
特定技能外国人材が語る日本の飲食店“おもてなし”目標は特定技能2号!
特定技能人材へのインタビュー第1回目は、在日6年目、ベトナム出身のフォンさん!
現在は、鰻専門ファストフード店で働いています。
日本が大好きだというフォンさんに、働いていて楽しいと感じる瞬間、日本での生活の中で芽生えた目標についてお聞きしました。
タイトル修正・見出し修正・改行・altタグ・見出し直下文章
特定技能人材のフォンさんのインタビュー動画はこちら!
外国人材が飲食店で働く喜びとやりがいとは?
外国人材にとって、日本の飲食店で働く魅力は「お客様との交流」や「おもてなしの文化」に触れられることです。
仕事を通じて得られる経験は大きなやりがいとなり、日々の成長にもつながっています。ここからは、実際に働くフォンさんの声を紹介します。
「おもてなし」の心が生むお客様との温かい交流
フォンさんは、日本で働く中で、お客様との交流に大きな喜びを感じています。特に日本の「おもてなし」の文化は、彼女にとって新鮮で心温まるものだと言います。
ーーー 飲食店でお仕事をしていて楽しいと思う瞬間はどんな時ですか?
「私は日本のおもてなしの言葉が大好きです。ベトナムは日本のような接客はしません。日本には「ごゆっくりどうぞ」といったお客様を大事にする文化があります。私のおもてなしでお客さんが満足してくれると、それをみている私も幸せな気分になって楽しいです。お客様と日常生活のことやベトナムのことについてお話することもあり、日本人の方がベトナムのことを知ってくれるのも嬉しいです。」
このようなエピソードは、外国人材が飲食店に新しい視点や文化をもたらし、お店の価値を高めることを示しています。飲食店の採用担当者は、語学力だけでなく、こうしたお客様とのコミュニケーションを楽しめる人柄にも注目すると良いでしょう。
外国人が日本で直面する困難と乗り越えるヒント
外国人材にとって、日本での生活や仕事には文化や気候の違いなど、多くの壁があります。しかし、その過程で周囲の人の支えや学びを通じて成長していく姿も見られます。
次にフォンさんが実際に経験した困難と、それをどう乗り越えてきたのかをご紹介します。
慣れない寒さの中で助けられた日本人の温かさ
フォンさんが日本に来て最初に大変だったのは、ベトナムにはない厳しい寒さでした。青森県の服飾工場で働き始めた当初、雪に慣れていないため防寒対策が不十分だったそうです。
ーーー 日本に来て大変だったことは何ですか?
.webp?width=420&height=382&name=%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%81%95%E3%82%93%20%E9%9B%AA%20(1).webp)
「日本はベトナムに比べて寒いので、体が寒さに慣れるまでが大変でした。日本で最初に働いたのが青森県の服飾工場だったのですが、こんなに寒いとは知らず防寒対策を全くしていませんでした。朝は30cmほどの雪がどっさり積もっていて、毎朝雪かきをしてから出勤していました。困った時は従業員のおばあさん達がアドバイスをしてくれたり、ナスやジャガイモなどのお野菜を分けてくれたのが嬉しかったです。日本人の心の温かさに助けられました。」
←母国・ベトナムでは見られない雪景色を堪能したというフォンさん。写真は青森県で撮影されたものです。
「日本人の心の温かさに助けられました」と語る彼女の言葉からは、異国の地で働く外国人材にとって、職場のサポートがいかに重要であるかがわかります。飲食店経営者や採用担当者は、新人外国人材が安心して働けるよう、生活面でのサポートを積極的に行うことが成功の鍵となります。
働くモチベーションとキャリア形成の実際
外国人材が日本で働く背景には、生活のためだけでなく、将来のキャリアや母国とのつながりを意識した目標があります。
フォンさんもまた、日々の仕事の中でやりがいを見つけながら、長期的なキャリア形成を見据えて努力を続けています。ここでは、彼女の働くモチベーションと今後の目標について伺いました。
母国と繋がる「働く場所」がモチベーションに
フォンさんが現在働く鰻屋は、彼女にとって特別な意味を持つ場所です。その理由は、このお店がベトナムのハノイやホーチミンにも店舗を展開しているからです。
ーーーGF WORKSを使ってみてよかったことは何ですか?
「現在働いている鰻屋がベトナムのハノイやホーチミンにもあるところが嬉しいです。もし帰国することになっても、大切な思い出がベトナムにもあるような感じです。私が働いている店舗は神田店ですが、他のお店にヘルプに行くこともあって、それがきっかけで友達ができたりします。場所は離れていてもベトナム人同士の横のつながりが持てるところが良いと思います。それが仕事のやる気にもつながっています。」
特定技能の在留資格は、1号と2号に分かれています。
-
特定技能1号: 特定の分野で即戦力として働く外国人材向けの在留資格です。在留期間は通算5年で、家族の帯同は認められていません。フォンさんはこの1号ビザで現在働いています。
-
特定技能2号: 1号よりも熟練した技能を持つ外国人材向けの在留資格です。在留期間に上限がなく、要件を満たせば家族の帯同も可能になります。
2号ビザを取得することで、外国人材はより長期的なキャリア形成が可能となり、飲食店にとっても安定した労働力の確保に繋がります。

特定技能2号の取得に向けたひたむきな努力
フォンさんの今後の目標は、特定技能2号を取得し、日本で働き続けることです。
ーーー今後の目標を教えてください!
「特定技能2号を取得することです。現在は特定技能1号で、このVISAはあと1年3ヶ月程有効ですが、これを過ぎるとベトナムに帰国しなければいけません。私は日本が好きなので、このまま日本で働き続けたいと思っています!」
彼女は5月に行われる試験に向けて、毎日熱心に勉強を続けています。外国人材が特定技能2号を目指すことは、彼らが日本の飲食店でのキャリアに真剣に向き合っている証拠です。このような向上心を持った人材は、組織の成長に大きく貢献してくれるでしょう。
(インタビュイー:フォンさん / 取材・執筆:青山 )
外国人材の採用・人手不足でお悩みの飲食店経営者様へ
特定技能人材の採用は、今や「人材の穴埋め」ではなく、「未来の戦力」を得るための選択肢です。
私たちGF Worksでは、飲食業に特化した特定技能人材をご紹介しています。
-
・飲食経験3年以上/日本語での接客が可能な人材
-
・店舗運営や教育経験を持つリーダー候補
-
・多言語対応可能で、インバウンド客にも強い人材
書類選考だけでなく、人物像・現場適性まで見極めたうえでご紹介するため、ミスマッチを最小限に抑えることができます。採用後の受け入れ準備、在留資格申請、定着支援までワンストップでサポートいたします!
