2025/04/23
【松屋が仕掛ける“丼の再発明”】チーズバーガー丼登場!すき家はナポリタン牛丼で対抗

まるっと飲食情報局編集部のOです!
牛丼業界が、今アツい。
2025年4月22日、松屋が発売したのは、その名も「チーズバーガー丼」。
一方、すき家は同日に「ナポリタン牛丼」を販売開始。
もはや丼なのか、バーガーなのか、ナポリタンなのか、はたまた新しい料理ジャンルなのか…
先日、ベトナムの松屋に行ってきたので、今回はまず松屋の「チーズバーガー丼」を食べてきました!
松屋の新作「チーズバーガー丼」は、まさに“ごはんに着地したハンバーガー”
というわけで、いざ松屋へ。
対面した「チーズバーガー丼」は、見た目からすでに濃厚。
早速ひとくち!
ジュワッと肉感ばっちりのハンバーグ、シャキシャキ野菜、そしてとろ~りチーズ…
トマトソースがなんともチーズバーガー感を増長していて、「これはチーズバーガーだ…」と思わず納得。
ロコモコっぽいのかな?と思っていたのですが、もう完全にチーズバーガーなんです。
そして極めつけは、乗ってる目玉焼きの黄身。これを崩すと…もう反則です。
とてもチーズバーガーなんですが、ごはんにもぴったり合う味付けで、気付いたら完食してました。
チーズバーガー丼、“外食チェーンの底力”を感じるメニュー
私、店内を見渡していて気付いたことがありました!
この「チーズバーガー丼」、使ってる食材はほとんど既存メニューにあるもの。
ハンバーグ、チーズ、ごはん、野菜、卵――それらを組み直して、全く新しい体験を作っている。
仕入れコストを増やさず、調理工程も複雑にせず、でも新しい体験を提供する。
しかも、SNSで拡散されやすい話題性を持っている。
これ、とても必要な三要素ですよね。
-
・ロスが出にくい
-
・意外性がある
-
・話題になりやすい
現場オペレーションを崩さずに、ヒット商品を出す。
松屋が、ただの定食屋にとどまらず、外食マーケットの中で常に「仕掛ける側」でいられる理由が見えた気がしました。
一方、すき家は“和×洋”融合で攻める「ナポリタン牛丼」
そして実は同日、すき家は「ナポリタン牛丼」を販売開始。
こちらは牛丼の上にペンネとナポリタンソース、マッシュルームやソーセージ、最後に粉チーズ&パセリという、洋食要素てんこ盛りのアレンジ丼。
「それって合うの?」と一瞬思ってしまう組み合わせですが、こちらも新しいアレンジで話題性を持たせている好例です。飲食業界全体として、「定番素材の再発明」にトライしている雰囲気を感じますね。
松屋、すき家に学ぶ「変化の起こし方」
松屋「チーズバーガー丼」、すき家「ナポリタン牛丼」。
どちらも単なる奇をてらったメニューではありません。
話題を呼び、SNSでも映えて、それでいて店舗オペレーションにも無理がない。
この新メニューは、
「発想次第でまだまだ売れるメニューを作れる!」
そんな希望を感じさせてくれる気がしました。
