【松屋が仕掛ける“丼の再発明”】チーズバーガー丼登場!すき家はナポリタン牛丼で対抗

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まるっと飲食情報局編集部のOです!

牛丼業界が、今アツい。

2025年4月22日、松屋が発売したのは、その名も「チーズバーガー丼」。
一方、すき家は同日に「ナポリタン牛丼」を販売開始。
もはや丼なのか、バーガーなのか、ナポリタンなのか、はたまた新しい料理ジャンルなのか…

先日、ベトナムの松屋に行ってきたので、今回はまず松屋の「チーズバーガー丼」を食べてきました!

松屋の新作「チーズバーガー丼」は、まさに“ごはんに着地したハンバーガー”

というわけで、いざ松屋へ。

対面した「チーズバーガー丼」は、見た目からすでに濃厚。PXL_20250423_060108142~2
早速ひとくち!

ジュワッと肉感ばっちりのハンバーグ、シャキシャキ野菜、そしてとろ~りチーズ…

トマトソースがなんともチーズバーガー感を増長していて、「これはチーズバーガーだ…」と思わず納得。

ロコモコっぽいのかな?と思っていたのですが、もう完全にチーズバーガーなんです。

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そして極めつけは、乗ってる目玉焼きの黄身。これを崩すと…もう反則です。

とてもチーズバーガーなんですが、ごはんにもぴったり合う味付けで、気付いたら完食してました。

チーズバーガー丼、“外食チェーンの底力”を感じるメニュー

私、店内を見渡していて気付いたことがありました!

この「チーズバーガー丼」、使ってる食材はほとんど既存メニューにあるもの。
ハンバーグ、チーズ、ごはん、野菜、卵――それらを組み直して、全く新しい体験を作っている

仕入れコストを増やさず、調理工程も複雑にせず、でも新しい体験を提供する。
しかも、SNSで拡散されやすい話題性を持っている。

これ、とても必要な三要素ですよね。

  • ・ロスが出にくい

  • ・意外性がある

  • ・話題になりやすい

現場オペレーションを崩さずに、ヒット商品を出す。
松屋が、ただの定食屋にとどまらず、外食マーケットの中で常に「仕掛ける側」でいられる理由が見えた気がしました。

一方、すき家は“和×洋”融合で攻める「ナポリタン牛丼」

そして実は同日、すき家は「ナポリタン牛丼」を販売開始。
こちらは牛丼の上にペンネとナポリタンソース、マッシュルームやソーセージ、最後に粉チーズ&パセリという、洋食要素てんこ盛りのアレンジ丼。

「それって合うの?」と一瞬思ってしまう組み合わせですが、こちらも新しいアレンジで話題性を持たせている好例です。飲食業界全体として、「定番素材の再発明」にトライしている雰囲気を感じますね。

松屋、すき家に学ぶ「変化の起こし方」

松屋「チーズバーガー丼」、すき家「ナポリタン牛丼」。
どちらも単なる奇をてらったメニューではありません。
話題を呼び、SNSでも映えて、それでいて店舗オペレーションにも無理がない。

この新メニューは、

「発想次第でまだまだ売れるメニューを作れる!」
そんな希望を感じさせてくれる気がしました。

 

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織田 夏海
GーFACTORY株式会社 Promotion Support 飲食店舗のHPやSNS運用、メディア向けリリース業務などを通して「食」の世界に触れてきました。また、これまで飲食店経営者へのインタビューや飲食業界のSDGsに関する特集記事など、飲食業界に特化した記事を執筆してきました。このサイトでは、これらの経験を活かし、飲食業界の皆様に役立つ情報や、日々の業務に役立つヒントを提供していきます。
織田 夏海
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