2025/03/28

2月の外食業界、39ヶ月連続で前年比売上増

外食産業の好調を反映した2月の売上増加

2025年2月度の外食産業市場は、前年比6.0%の売上増を記録し、39カ月連続でプラス成長を達成した。日本フードサービス協会(JF)の発表によると、この増加の背景には価格改定による客単価の増加が影響しており、さらに、今年はうるう年だった前年と比較し、営業日数が1日少ない中でも前年を上回る成果を上げた。

Product Sales Line Chart Graph (1)

外食産業売上高、前年比率推移(24年2月~2025年2月)

業態別の売上動向

ファストフード業態

業態別では、ファストフード業態が前年比5.9%増加し、好調な結果を記録した。特に「麺類」が8.4%の増加を示し、手軽に楽しめるメニューに対する需要の高まりが影響したと考えられる。また、価格改定後の客単価の増加が寄与し、売上のプラス成長に繋がった。

ファミリーレストラン業態

ファミリーレストラン業態も引き続き好調で、前年比6.5%の増加を記録した。「中華」カテゴリーでは12.6%増加し、「焼き肉」カテゴリーは価格改定の影響で1.6%減少したが、全体としては成長が続いている。ファミリーレストラン業態の成長は、特にキャンペーンや新メニューの投入によるものとされている。

居酒屋業態

居酒屋業態は2.7%増加した。物価高の影響で高単価メニューの売れ行きは鈍化したが、低価格メニューに対する需要が高まったことが売上増に繋がった。

外食業界の今後について

外食業界の今後については、引き続き価格改定による客単価の上昇が維持される可能性が高い一方で、消費者の価格に対する感度も高まりつつある。このため、業界としては「お得感」や「コストパフォーマンス」を意識したメニュー開発やプロモーションの重要性が増していくと考えられる。

さらに、デジタル化の進展も外食業界にとって今後の成長に大きな影響を与える要素である。オンライン予約システムやデリバリーサービスの拡充、さらにはデータ分析を活用した個別化されたサービス提供が、消費者満足度の向上と売上増加に繋がるだろう。特に若年層やテレワーク世代の需要に対応したメニューやサービスが、今後の成長を支えるポイントとなる。

総じて、外食業界は消費者の多様化したニーズに柔軟に対応し、価格と価値のバランスを重視した戦略を取ることが、安定的な成長を続けるための鍵となるだろう。

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織田 夏海
GーFACTORY株式会社 Promotion Support 飲食店舗のHPやSNS運用、メディア向けリリース業務などを通して「食」の世界に触れてきました。また、これまで飲食店経営者へのインタビューや飲食業界のSDGsに関する特集記事など、飲食業界に特化した記事を執筆してきました。このサイトでは、これらの経験を活かし、飲食業界の皆様に役立つ情報や、日々の業務に役立つヒントを提供していきます。
織田 夏海
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