2025/04/29

外食市場は回復しているのか?日本フードサービス協会データで読み解く「客単価頼み」の成長構造【2024年12月〜2026年1月】

2026年1月の外食市場は「利用シーン」が鍵に

2026年1月の外食市場は、売上108.5%、客数105.2%、客単価103.1%と、来店客数と単価の両方が伸びる形で堅調に推移しました。年始の家族外食や週末利用が需要を支え、特にファーストフード、ファミリーレストラン、カフェ・喫茶などの業態で高い成長が見られました。一方で、テイクアウト中心業態や一部の居酒屋では伸びが限定的となり、業態ごとの成長差がより明確になっています。

外食市場は「目的型消費」へ

今回の市場動向から見えてくるのは、外食が単なる食事ではなく、利用シーンに応じて選ばれる“目的型消費”へと変化していることです。家族での外食、少人数での新年会、落ち着いた空間で過ごすカフェ利用など、消費者は「どんな時間を過ごしたいか」を基準に店を選ぶ傾向を強めています。
では、この変化の中で売上を伸ばしている店舗はどのような特徴を持っているのでしょうか。業態別のデータから、そのヒントを詳しく見ていきます。

 

 

2026年1月(最新)

 

過去の外食売上はこちらから

2024年12月

2025年3月

2025年5月

2025年7月

2025年8月

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2025年11月

2025年12月

 

 

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織田 夏海
GーFACTORY株式会社 Promotion Support 飲食店舗のHPやSNS運用、メディア向けリリース業務などを通して「食」の世界に触れてきました。また、これまで飲食店経営者へのインタビューや飲食業界のSDGsに関する特集記事など、飲食業界に特化した記事を執筆してきました。このサイトでは、これらの経験を活かし、飲食業界の皆様に役立つ情報や、日々の業務に役立つヒントを提供していきます。
織田 夏海
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