2024/02/27
【飲食店のSNS集客基礎知識】徹底解説Instagram編!

目次
※この記事を読む際は、お手元にスマホまたはタブレットなどでInstagramのアプリを実際に起動しながら読むと、より分かりやすくご覧いただけます!
飲食店にとって、今や常識とされるSNSマーケティング。
X(旧Twitter)やYouTube、Instagramなど、様々な種類があり、実際にいくつかのSNSを利用したマーケティングを行っているという飲食店オーナー様も多いのではないでしょうか。
当サイトでは、飲食店におすすめのSNSと、その活用法をお伝えします。
今回は、「おいしそうな映え料理」をアピールするのにぴったりなビジュアル重視のSNS「Instagram」です!
基礎の基礎となるアカウントの作成方法から集客・拡散するコツやポイントまでご紹介しますので、
・Instagramを利用しているけれどうまく集客につながらない!
・これからInstagramを始めたい!
と思っている方は必見です!
アカウント作成がまだ!という方は、さっそくアカウントを作成していきましょう。
目次
【1】アカウントを作成
①アプリストアでInstagramアプリをインストール
②アプリを起動し、電話番号もしくはメールアドレスと名前・好きなユーザーネームを設定し登録する
※※名前とユーザーネーム、何が違うの?※※
名前・・・漢字やひらがな、記号や英字などで作られたアカウント名のことです。プロフィール画面にのみ表示され、1度登録した後も、14日間で2回まで変更することができます。
ユーザーネーム・・・英数字や記号で作られたユーザー固有のIDです。使用できるのは英数字や記号のみで、Instagram上ですでに誰かが使用しているIDは登録できません。登録後14日以内に2回まで変更可能で、期間内に3回以上変更しようとすると機能が制限されるので注意しましょう。
名前とユーザーネームの一番大きな違いは、
名前はプロフィールでのみ表示
ユーザーネームはフィード投稿・リール・ストーリーなど様々な場面で表示
されることです。ユーザーネームは多くのシーンで表示されるので、店舗名を使うのがおすすめです。例えば、名代宇奈とと→nadai_unatotoのように。


③アカウント情報を編集する
1.「プロフィールを編集する」から、「プロフィール写真を変更」する
プロフィール写真は、アカウントの顔となります!目を引く写真やお店の特徴が伝わりやすい写真を設定しましょう。
2.「プロフィール」に説明文を入力する
プロフィールの編集は、プロフィールの左下、【プロフィールを編集】からできます。

150字以内でお店の紹介を書くことができます。
・お店のジャンルや提供しているもの
・営業時間
・所在地
・予約の可否
・電話番号
など、来店につながる情報は必ず入れましょう。
④ビジネスアカウントに切り替える
ビジネスアカウントにすると住所や電話番号、メールアドレスなどの連絡先が必ず表示されるため、アカウントを見た人からのアクセス率を高めることができます。
《ビジネスアカウントの設定方法》
1.「設定とプライバシー」→「アカウントの種類とツール」→「プロアカウントに切り替える」の順にタップ
2.飲食店であれば「うなぎ屋」「居酒屋・バー」など自身のビジネスカテゴリに最適なものを選択。
3.「クリエイター」か「ビジネス」かの選択が表示されるので「ビジネス」を選ぶ
ビジネスアカウントでは、自分のアカウントのインサイトを見ることができます。インサイトとは、リーチ数・アクション実行数・フォロワーの増加数を数字やグラフで見ることができる機能です。投稿がどれだけの効果があったかを確認できます。
【2】集客のための2つのポイント
①お店の情報を毎日投稿する
「このお店気になる!」そう思ってお客様がお店のInstagramアカウントを見たときに、知りたい情報はなんでしょうか?
「どこにあるんだろう?」「営業時間は?」「予約できるのかな?」「他にはどんなメニューがあるのかな?」など、多岐にわたります。お店の情報を毎日投稿してアカウントに蓄積させ、ユーザーが気になる情報にアクセスしやすいよう万全の準備をしておきましょう。
まずは、メニューをフィード投稿(※1)するか、ハイライト(※2)に入れてみましょう。来店を検討しているお客様の目を引きます。
(※1)1回の投稿で最大10枚の画像や動画を投稿できる、Instagramの中で最も基本的な投稿機能
(※2)ストーリーズの投稿をプロフィール画面上に表示するための機能です。ストーリーズはフィード投稿が表示されるタイムラインの上にスライドショー形式の画像や動画を投稿できる機能ですが、24時間で消えてしまいます。それらをハイライトにいれるとプロフィールにずっと残すことができます。
《フィード投稿をする》
1.トップ画面の「+」ボタンをタップし、フィードを選択
2.投稿する画像を選択、 または撮影する
3.必要であれば、フィルターや効果を使い画像を編集
4.キャプションを記入し、ハッシュタグを付けて投稿
キャプションとは投稿の本文のことです。投稿した画像に合わせてこだわりポイントやおすすめポイントなどについて記載しましょう。日替わりメニューや仕入れ状況なども人気を集める情報です。
ハッシュタグとは1つの投稿につき30件つけることがキーワードです。Instagramでは単に投稿するだけでは拡散されにくい傾向にあるため、ユーザーが検索する際に利用するハッシュタグをつけておくとユーザーに見つけてもらいやすいです。
おすすめのハッシュタグを記載しますので、参考にしてください。
#(地名)+グルメ→お店がある地名を入れてください 例:新宿グルメ、東京グルメ、関東グルメ
#(料理のジャンル)→例:イタリアン、寿司、ラーメン
#(地名)+ランチ→例:梅田ランチ、大阪ランチ、関西ランチ
#(地名)+居酒屋→例:博多居酒屋、福岡居酒屋、九州居酒屋
#(店名)→例;宇奈とと、unatoto
《ハイライトを作成する》
1.トップ画面左上の「+」ボタンをタップし、ストーリーズに追加画面を表示
2.ハイライトに入れるストーリーズを選択する
3.ハイライトのタイトルを入力する(例えば、【メニュー】【予約方法】【期間限定商品】などです)
4,.画面左上の「追加」をタップして完了
おすすめのメニューや看板メニューをハイライトに入れておけば、注目されやすくなります。
②フォロワー・リーチ数を増やす
アカウントを作成し、プロフィールをバッチリ登録、投稿も順調にできるようになってきた!でも、フォロワーも知り合いばかりで、全然見てくれる人がいない……。これは、SNSの運用において起こりがちな「あるある」です。
では、どういった投稿をすれば多くの人に届けることができるのでしょうか?
《拡散のための2つのポイント》
1)拡散力ならフィード投稿よりもリール動画のほうが強い
Instagramの投稿では、大きく分けてフィード投稿とリール動画があります。それぞれの特徴は、
・フィード投稿⇒フォロワーに届きやすい
・リール動画⇒フォロワー外にも届きやすい
ことです。フォロワー・リーチ数を増やすのであれば、まずはリール(※3)動画を投稿しましょう。
(※3)リールとは、最長90秒の縦動画を作成・投稿する機能のことです。他の人が作った動画も発見できます。
--リール動画を投稿する
1.トップ画面の「+」をタップし、リールを選択する
2.動画を選択、または撮影し、楽曲やエフェクトを選ぶ
3.キャプションやハッシュタグを付けて投稿する
キャプションやハッシュタグはフィード投稿と同様です。
リール動画を作成するときの注意点は、絵力のある写真・動画を使用し作成することです。
絵力のある写真・動画とは、例えば海鮮居酒屋であれば、新鮮な魚を豪快にさばいている様子などです。他にも鉄板焼きであれば、慣れた手つきで鉄板の上で調理をしている様子、また、居酒屋の壁一面にお酒が並ぶ様子などもインパクトがありますね。
2)ユーザーとのアクションを増やす
リール動画が拡散されるには、ある法則があります。それは、Instagramから「いい動画」と判断されることです。「いい動画」と判断されると、検索タブのおすすめ欄で優先的に表示されるなど、多くのユーザーに動画を拡散してくれます。
では、どのような動画が「いい動画」なのか・・・?
それは、ユーザーとのアクション数の多さです!
アクション数とは、ユーザーからの「いいね」の数やコメント数、ダイレクトメッセージ数や保存数のことです。一方的なメニューやお店の紹介だけではなく、投稿を見たユーザーに何かアクションをしてもらう必要があります。どんな投稿ならユーザーがアクションしやすいか、例をご紹介します。
例1:完成した料理だけでなく、調理中や盛り付けしているところなど、エンターテイメント性の高いコンテンツ
例2:秘蔵のレシピを素人にも作りやすくして公開
例3:「これ知ってましたか?」など、質問を投げかける
インフルエンサーを活用する
Instagramは1回の投稿で結果がでるものではないため、継続が必要ですが、投稿に慣れていないし、毎日忙しいからなかなか両立できない……など、運用するのは難しい人も多いと思います。そんなときは、インフルエンサーを活用するのがおすすめです。インフルエンサーの高い情報発信力を活かして、お店をPRしてもらいましょう。
当社では、飲食店とインフルエンサーをマッチングする、インフルエンサーマッチングサービスを提供しております。完全手数料無料ですので、「インフルエンサーによるPRをまずは無料で試してみたい」「どれくらい効果があるのかみてみたい」という方もお気軽にご利用いただけます。
詳しくは、こちらのページをご覧ください。