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2025/06/24
お客様と乾杯!?常連客を生み出す特定技能人材“タオさん”にインタビュー!

今回インタビューしたのは、虎ノ門にある海鮮居酒屋で働くタオさん。
「魚が捌ける」という強みと持ち前の愛嬌を武器に、現在は店長としてお店を盛り上げています!この日は新メニュー開発の様子も見学することができました。タオさんが感じているお仕事のやりがいや、今後の目標を取材しました。
日本に来てどのくらい経ちましたか?
丸5年経ったところです!現在のお店は、2年2ヶ月目になります。前職は水産加工工場で働いていて、日本に来てから3年間勤務していました。魚が捌けるのが強みになったのは、この工場での勤務がきっかけです。毎日包丁を握って魚を捌いていたので、自然と魚を捌く技術が身につきました。今の職場で即戦力になれたのも、その経験があったからだと思います。
日本を選んだきっかけは何だったのでしょうか?
神奈川県・川崎に、私の従姉妹が住んでいたからです。実際に現地で生活している知り合いがいるというのは心強いですし、「日本は素敵な国だよ」とよく聞いていたことも後押しになり、日本に決めました。今もよく会って遊びに行ったり食事に行っています。実は昨日も、お店に来てくれました!!
接客で意識していることはありますか?
常連のお客様との繋がりを大切にしています。たとえば、一緒に乾杯したり、ドリンクをごちそうになったり。
そうやって仲良くなっていくと、そのお客様がお友達を連れてきてくださって、常連さんの輪がどんどん広がっていくんです。そういう繋がりを大切にしていますし、このお店が人と人が繋がる場所になっていけたら嬉しいです。
撮影当日は、新メニューの試作と撮影が行われていました!本部の方とタオ店長で意見を出し合いながら作っていました。接客の時とは違う、真剣な表情が伺えました。
お仕事で大変だと思うことはありますか?
忙しい日々ですが、それだけお店の運営に携わるやりがいを感じられる毎日です!
お客様の笑顔や「また来るね」の一言に支えられています。店長としてお店を支える責任と誇りを持って、日々働いています!
今後の目標を教えてください!
今年の10月に行われる特定技能2号の試験に合格することです!加えて、日本語能力試験でN1も取得したいです。日本語が上手だとお客様に褒めていただけることも多く、それが大きなモチベーションになっています。もっと日本語を上達させて、新しいお客様ともスムーズにお話ができるようになりたいです。


「私が作ったものは何でも美味しいですよ〜!(笑)」とおっしゃっていたタオさん。実際にお料理をいただきましたが、タオさんがおっしゃった通り、どれも本当に絶品でした!!特に美味しかったのは海鮮チャーハン。パラパラで、海鮮の風味も良く、お客様に人気のメニューだとか!お客様と一緒に乾杯しながらも手際よくお料理を作り、接客するというパワフルさに驚きましたが、タオさんの底抜けの明るさが、お店とお客様を明るく照らしているのだとわかりました。お客様の笑顔を見たいから、と語るタオ店長の姿は、人手不足の飲食業界に重要なヒントをくれている気がします。