2025/05/14
本日発売!なか卯「とろたま炭火焼き鶏重」実食レポ|“プチ贅沢ランチ”の最適解

本日販売開始!なか卯「とろたま炭火焼き鶏重」で感じる炭火の新体験
まるっと飲食情報局編集部のOです!
本日5月14日、なか卯から新商品「とろたま炭火焼き鶏重」が発売!
ということで、「炭火焼き」の文字に期待を膨らませつつ、発売初日に早速実食してきました!!
なか卯の新商品「とろたま炭火焼き鶏重」を実食!
テーブルに運ばれた「とろたま炭火焼き鶏重」。
しっかりとふたもついて、中身を隠された状態でのご対面です…
そのふたを開けると、ふわっと立ち上る炭火の芳ばしい香り――まるで目の前で焼き鳥を焼いているかのような臨場感です。
大ぶりにカットされた鶏もも肉は照りが美しく、箸で持ち上げると肉汁がじんわり。ひと口ほおばれば、外はカリッと香ばしく、中はふっくらジューシー。この瞬間、「なか卯の新商品、これはファストフードの域を超えている」と実感します。
さらに目を引くのは、大胆に鎮座する“大判つくね”。蓮根と軟骨のコリコリとした食感が楽しく、ふんわりと柔らかい生地から鶏の旨みがジュワッと広がる贅沢仕様。
そして、なか卯自慢の“こだわり卵”!甘辛ダレとまろやかな卵のコクが絶妙に調和。この一体感は、まさに至福のひと口。
ししとうのほろ苦さとしば漬けの爽やかな酸味で口をリセットしつつ、最後まで箸が止まりませんでした。
なか卯「とろたま炭火焼き鶏重」で手軽な贅沢体験を実現
今回の新商品のお値段は890円。これまでの牛丼チェーン店やハンバーガー店など一般的なファストフード業態ではワンコイン〜700円台が中心でしたが、現在は800〜1,000円前後のものも増えてきました。マクドナルドやモスバーガーのセットメニューでも、この価格帯の商品が増えているように感じます。
今回の「とろたま炭火焼き鶏重」は、そのいまかなりアツい価格帯での登場。例えば、松屋は5月13日から「本格四川風麻婆豆腐定食」(980円)を発売。すき家でも、5月8日から「煮込みハンバーグカレー」(並盛830円)の提供を開始しております。
なか卯の「とろたま炭火焼き鶏重」は、こうした競合の中で、価格に見合う満足感をどう提供するかに挑戦した一品です。
なか卯の新商品は、いま求められる「ちょうどいい満足感」の設計
近年の居酒屋離れで、長時間の外食ではなく「短時間で少し特別な体験を」というニーズも高まっているようです。今回の「とろたま炭火焼き鶏重」は、炭火の香りや味付けのバランスで満足感を提供。過剰な高級感ではなく、手の届く範囲で“ちょっといいもの”を食べたい層に向けた、現実的な商品設計です。
✔ 限られたオペレーション負荷で体験価値を向上
✔ 炭火の香りという「記憶に残る演出」で顧客満足度を高める設計
✔ 価格に見合った体験価値を提供し、リピート促進を狙う
ファストフード業態に限らず、居酒屋や定食業態でも「ちょっとした贅沢」「非日常の体験」をどう演出できるかが、客単価アップのカギに…!?
「選ばれる理由」を作ることは、ファストフードに限らず、定食業態や居酒屋業態でも重要なテーマです!単なる価格競争ではなく、体験価値で勝負する時代。なか卯の新商品は、そのバランスの取り方を考える一つのヒントになるのではないでしょうか?
今後も各店の腕が光るどんな「体験価値」が出てくるのか――イチ消費者としても楽しみです!
